編集・鮓谷の東京“コスパ”カレンダー Vol.9

恵比寿に今秋上陸!『ユーゴデノワイエ』はNYタイムズが認めた世界一の肉

curated by
鮓谷 裕美子

仔牛の熟成肉です。ベイビーフェイスな熟女という男の理想を具現化した姿です

「太ったというなら、なぜ食事に誘うのか」という私の問いに「豚は太らせて食え、っていうじゃないか」と答えられた鮓谷です。こんにちは。

早速ですが『ユーゴ デノワイエ』(Hugo Desnoyer)という言葉を聞いたことがありますか?

ニューヨーク・タイムズで「世界一のお肉屋さん」(Hugo Desnoyer, butcher to the best)と評された、パリのお肉屋さんです。フランスの星つきレストランは、ほぼユーゴさんのお肉を使っているといってよい、ミシュランも認めたミシュラン肉。

そして!!!!こちらのユーゴさんのお店が、なんと2015年の10月、日本に上陸します!!!!!!!!!!

実はこの情報、2014年夏ごろから囁かれていて、パリのシェフさんたちにメールしたり電話したりしてどうなっているのか、外川ライターとずっと追いかけていた案件。1年越しの想いに、万感胸に迫りくる心持です。

ユーゴさんのお肉は、日本でいう神戸牛や松坂牛という風にはいえません。交配も手掛ける肉牛生産者でもあり、家畜商でもあり、そして食肉加工業者、さらには専門小売店主でもあるわけです。いうなれば、ユーゴ デノワイエ牛!

そのユーゴさんが来日するというので、雄牛のように鼻息も荒く、カメラマン、外川ライターを引き連れて取材に行ってきました。

さっそく世界一のお肉屋さんが自ら仕込みに入ります。丁寧に丁寧に肉の筋を取り、荒いみじん切りをする姿に、肉神のオーラが漂い始めます

仔牛のタルタルが、完成! ひと口食べて、シャンパンを飲んだんですが、今日死んでもいいと思いました。死ななくてよかったけど……

キャッキャッと、お茶目なユーゴさん。今回の来日時には、200キロ(!)の肉を輸入したそう

2015年の恵比寿にできる『ユーゴ デノワイエ 恵比寿店』では、1階で肉を売り、スタンドインでサクッと食べられるスペースを設けるそうです。そしてじっくり食べたい方は、2階にビストロができるらしいので、そこでゆっくりカジュアルにミシュラン肉が楽しめるとのこと。

これはパリの本店にある“ターブルドット”というカジュアルなイートインスタイルとは差別化し、パリ本店よりも本格的な料理を出すそう。

ユーゴさんのTOKYOに対する意気込み、嬉しいですね。

そしてそして!!!現時点で日本国内では、あの『世界ふしぎ発見!』だけが出していた情報、住所も雑誌媒体として初出ししちゃいます!

『ユーゴ デノワイエ 恵比寿店』は、東京都渋谷区恵比寿南3-4-16にオープン! 2015年7月21日発売の東京カレンダー9月号の巻頭では、もっと詳しい情報を掲載しています(あ、あざといな……。すみません)。

しかもユーゴさん、「絶対高くて買えないような肉は売らない!」と約束してくれましたよ! 「みんなに美味しい肉を食べて欲しい」、それだけだというのです。信じましょう、信じて待ちましょう、待てますとも、10月!(遠いな……)

それでは、また!

くるくると表情が変幻自在に変わるユーゴさん、チャーミングで周りへの気遣いも欠かさず、ジョーク連発で本当に楽しい撮影でした。そんなミラクルな時間の中で、珍しくカメラマンさん、被写体、編集者が「1番いい!」と思う写真が一致しました(いつもは紛糾)。

ちょうどその日、ユーゴさんのお肉を食べた後、趣味の格闘技観戦へ。武藤敬司氏が率いるプロレス団体「WRESTLE-1」(レッスル・ワン)を見てきました。 肉の奥深さに触れた一日でした。

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