2016.04.15
カレーは、オトナの食べ物です。 Vol.1入れ替わり激しい東京において、長く続いているレストランには"ワケ"がある。
20年以上続く名店『ビストロ喜楽亭』
池尻大橋
世田谷区池尻に本店をおくビストロ喜楽亭は、246の三宿交差点近くにあるカレーがメインの洋食店。変わらない味とスタイルを20年間守り続け根強いファンも多いという。
ブイヨン取りから始まり毎日10時間以上じっくり煮込みさらに一夜じっくり寝かせ熟成させてマイルドに仕上げているというカレーは、壷焼きスタイル。野菜と牛骨を煮込んだブイヨンのコクと、15種類のスパイスからなる軽やかな後味。“スペシャル”の名にふさわしい大切りの牛肉も、スパイスで3時間煮込んだ後にルウに合わせる徹底ぶり。
一軒街の洋食屋の様相だが、一口食べれば、20年間この地に根付いた紛れもない本物の所以を体感するはず。
銀座で64年の歴史をもつインド料理専門店『ナイルレストラン』
銀座
昭和通りと晴海通りの三原橋交差点近くに日本最古のインド料理専門店『ナイルレストラン』はある。1949年創業以来、味やスタイルを一切変えることなく提供しているのが、ムルギーランチ。
地鶏のもも肉をじっくり7時間煮込んだスパイシーなカレーと、まろやかなバターライス、そして甘みが強い温野菜。このすべてを混ぜ合わせて一気に食すのが定番だ。銀座で64年の歴史を持つ人気店。これがすべてを物語っている。
大正元年創業以来100年の歴史『中栄』
築地
大正元年創業以来なんと100年にわたって、築地市場内の食堂街に店を構え続ける『中栄』
約40年前のレシピを今も守り続けている昔ながらのカレー。玉ねぎと軽くソテーした豚肉を19種にもおよぶスパイスとともに煮込み、一晩寝かせたルウは濃厚なコクを秘めながらも仕上がりは驚くほどあっさり。築地に通う名店のシェフたちをもって、毎朝食べても飽きないと言わしめる日本の懐かしいカレーの味。
一番人気の辛口インドカレーは、なんと、¥600!味、値段、ボリュームと3拍子揃った伝統の味を召し上がれ。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
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