あのクリエイターのここぞのチカラ飯 Vol.5

"肉マイスター" 田辺晋太郎が選ぶ都内のご褒美肉3選

ご褒美なら、自ら焼く焼肉ではなく火入れ職人たちによる肉料理!

音楽プロデューサーとして活躍する傍ら、“肉マイスター”として全国を飛び回る田辺晋太郎さん。彼にとって肉を食すということは、褒美であり祝宴でもある。

「充実した仕事をやり終えた時に、自分を褒める意味でも肉が食べたくなります。狩猟民族は狩りをすることが仕事でした。仕事を終えた達成感のなかで、祝いの意味でも獲物を食す。僕のなかにもDNAレベルでそういう喜びが刷り込まれているんじゃないかなと」

そんな彼が選ぶのは、自ら焼く焼肉ではなく、火入れの職人たちによる肉料理。「彼らの技術や知識を目前にすると、肉への探求心がさらに刺激されるんです」田辺氏はタンパク質と同時に、肉の経験値をもパワーに変えるのである。

蝦夷鹿のハンバーグ(¥1,500)

Osteria Bar Ri.carica(オステリアバル リ・カーリカ)

店名はイタリア語で“再充電”。「ここはいつ来ても満席で活気がある。まさに元気になる店。」と田辺氏。

オススメはこの時期限定の「蝦夷鹿のハンバーグ」だ。ピリリとナツメグを効かせ、さらに鶏のレバーを加えて濃厚さと香りをプラス。赤ワインとマリアージュすれば再充電は完了だ。

牛のヒレカツ(¥3,000)

IBAIA(イバイア)

「噛むと煮汁がブワッと口に広がる。あれは形を保ったスープです!」と絶賛するのは「牛のヒレカツ」。

重たさは一切なく、口当たりは驚くほど軽い。深味雄二シェフの火入れの特徴は、肉を休ませず、肉汁が弾けるように仕上げること。「技術が凄すぎる。」と田辺氏も唸るばかりだ。

ステーキディナー(¥16,200~)

ステーキハウス ハマ 六本木本店

鉄板にニンニクと脂身を敷いた上にA5ランクの肉を乗せ、フタをして蒸し焼きにするのがハマ流。直接鉄板に当てず、じっくりと火を通すことで、振り塩が肉の旨みを引き出す。

田辺さんも「〆のガーリックライスを食べると、また来店できた喜びを感じます。」というご褒美飯だ。

■プロフィール
たなべ しんたろう 音楽家・肉マイスター。「AKB48」に楽曲を提供するほか、テレビ・ラジオにも出演。代表理事を務める食のコンシェルジュ協会は焼肉コンシェルジュ検定を年4回(次回は2月28日)実施。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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