やっぱり、ホテルが好き。 Vol.48

この夏、温もりあるラグジュアリーへ。新生「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」で安らぎの滞在を

2002年に全57室のホテルとして開業した「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」。あえて部屋数を抑えた隠れ家的ムードに惹かれる長年の常連も多い。

そんなホテルが、今年4月末に大規模なリノベーションを完了。

1階ロビーと全客室をがらりと変え、『SÉZANNE(セザン)』には新たなシェフを迎え入れた。その生まれ変わった魅力を宿泊で探る。



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テーマは「東京の中心に佇む 現代様式の邸宅」

香港の世界的建築家、アンドレ・フー氏によるデザイン。テーマは「東京の中心に佇む 現代様式の邸宅」


ビジネスマンが行き交う街と地続きにして、ホテルに入った瞬間に柔らかな空気が漂う。

気分だけでなく、実は足元が物理的に柔らかい。硬い花崗岩から、音を吸収する柔らかい素材に切り替わっているのだ。


ロビーの円柱やアートにも注目

エントランスの円柱が木のデザインに変わり、外周が少し大きくなっていた。隣はコンシェルジュデスク


全面的にリノベーションした1階のロビーエリアは、以前より木材が多用された。

入り口で巨大円柱がロビーを隠すのは以前どおりだが、その円柱が木で覆われ穏やかな印象に。

円柱に沿って進むと、瀟洒な邸宅のような空間が現れる。


まずは泡酒のウエルカムドリンクで一息

ロビーにはウエルカムドリンク(スパークリングワイン・緑茶等)、クッキー、果物、紅茶・コーヒーを用意


宿泊者はそこでウエルカムドリンクをもらい、客室でチェックインという流れも新しい。


英国出身の総料理長による新生『SÉZANNE』で、三ツ星ランチを堪能

ランカスター氏が2022年にシンガポールで開業した『Poise(ポイズ)』は、初年度からミシュラン一ツ星を獲得


今回は客室前に『SÉZANNE(セザン)』でランチ。同店といえば、今春からスティーブン・ランカスター氏が新たなシェフに就任したことが大きなニュースとなった。

ランカスター氏は英国出身。英国、北欧などで技術と感性を磨き、シンガポールではミシュランスターシェフに。

4月に来日したばかりで、食材のために豊洲に住み、毎日市場を歩いているとか。

新生『SÉZANNE』では、そんなランカスター氏の感性100%でコースが組まれ、視覚的にも味覚的にも新鮮だ。


コースの細部にまでシェフの感性や技が宿る

縞エビを詰めた手羽先とビスクソース。独創的ながらソースにはフレンチのクラシックな技法が光る


手羽先の中に縞エビ、ズッキーニ、バジルを詰めた一品と、鶏油とエビ油を使ったブリオッシュ。

手羽先と縞エビの旨みの相性が記憶に残り、添えられたビスクを堪能するためのブリオッシュがまた美味しい。

デザートの驚きは、もはやひとつのイベントだ。ホワイトチョコレートとバターミルクにキャビアが重なり、ソーテルヌと合わせれば甘美さに酔いしれる。


客室は木の温もりとモダンなインテリアが調和

大半の客室でビジネスデスクをなくし、特注のテーブルを設置。ターコイズの湾曲した脚に個性が光る


客室の大きな変化は曲線のデザインを多く採用したことで、浴室を囲うガラスまで曲線なのが珍しい。

ウッドを基調に淡いピンクやターコイズを細部に効かせ、遊び心と安心感が共存する空間となっている。


赤レンガの駅舎を望める客室も。東京駅近くならではの眺望が楽しい

東京駅側の「エキルーム」(44㎡)。絨毯は丸の内のビル群をテーマにデザインされた。1泊1室¥190,150


客室のミッドセンチュリー調の家具や絨毯など、多くがオーダーメイド。ベッドのヘッドボードには和の要素もある落ち着いた雰囲気。

今回宿泊した東京駅側の「エキルーム」は、赤レンガ駅舎や行き交う電車を眺められる特等席。丸の内の街並みや夜景もホテルにいながら楽しめる。


また、今回初めて知ったのが、同ホテルに20年以上勤務するお針子さんの存在。ゲストの衣類のお直しを担い、その腕に惚れ込み衣類を持ち込む海外の常連もいるとか。

長く続く魅力も多いホテルだから、改装がより意義深いのだ。

■施設概要
施設名:フォーシーズンズホテル丸の内 東京
住所:千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内
TEL:03-5222-7222
料金:1泊1室¥190,150~
部屋数:57室

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やっぱり、ホテルが好き。

極上の非日常を体験するなら、ホテルをうまく利用するのが大人にとってベストな選択だろう。

とはいえ正直なところ、ホテルは泊まってこそ真の良さが見えてくるもの。

そこで、数々の取材を敢行してきた東カレスタッフが、実際に宿泊したいま気になるホテルをピックアップ!

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