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男と女の答えあわせ【Q】 Vol.308

「結婚は考えられない」と言っていた彼氏から、プロポーズをされた女。勝因は?

三浦マキ

Q2:男が結婚を決意した理由は?


そして年が明け、「今年も結婚はないか」と諦めていた頃、亮太が、引っ越しをすることになった。

年末に彼は転職をし、給料が上がったこともあって、三宿から池尻大橋へ引っ越すらしい。そんなタイミングで、彼が急にこんなことを聞いてきた。

「加奈の家の契約って、いつ更新だっけ?」
「え?」

これまで、彼がそんなことを聞いてきたことがなかったので、私は驚いた。

「今年の6月までだよ!」
「そっか」

しかし、この話はそれ以上広がらなかった。

そしてしばらく経った金曜の夜、近所でご飯を食べた後、池尻大橋にある紹介制のバー『TWO LEAVES』に亮太が私を連れていってくれた。


一見、どこにあるのかわからない入り口。インターフォンを押して中に入ると、驚くほどハイセンスな内装が広がっている店内。そのバーは、まさに“業界人が集う店”と言う感じだった。

「亮太、こんな素敵なお店によく来るの?」
「この前、先輩に紹介してもらったんだ。いいでしょ、ここ」
「うん。すごく素敵」

集っている男女もおしゃれで、私は美味しいお酒と共に気分が高揚していく。

― いつの間にか、こんな素敵なお店の常連になれるほど、亮太は成長していたんだ。

そう思うと、すっかり感慨深くなってしまった。

尊敬の眼差しで亮太を見ていると、カウンター席の皆様は繋がっているのか、隣の方が私にも話しかけてきてくれた。

「亮太の彼女さん?」
「はい、そうです。初めまして、加奈と申します」
「加奈ちゃん!亮太から話は聞いてるよ」
「え〜そうなんですか?嬉しい。良い話だといいのですが(笑)」
「もちろんだよ!」

初めて行ったお店なのに、皆優しくて、良い雰囲気で、私もすっかり打ち解けていた。


帰り道、亮太が私の手を急に握ってきた。

普段私の手なんて握らないので、びっくりして見つめ返すと、少し照れくさそうにしている。

「もう2年だね」

そう言うと、亮太も頷いた。

「そうだね。あっという間だな」
「本当に、私たちってケンカとかしないよね。2年の間に、ケンカしたことあった?」
「いや、ないな…。あとさ、加奈って束縛とかもしないよね。『いつ、誰とどこで飲んでたの?』とか言わないじゃん?」
「言っても意味がないというか…別に、亮太のこと信じてるし」
「そっか。ありがとう」
「こちらこそ。それより、寒いから早く帰ろう」

そう言って、私はもう一度亮太の手を強く握った。酔っ払った亮太の手は、心なしかいつもより温かい気がした。

この日からしばらく経って、亮太が、プロポーズをしてくれた。

心の底から嬉しいし、未だに信じられない気持ちでいっぱいだ。

ただどうして、彼は結婚を決めてくれたのだろうか?現実なのに、嬉しくてふわふわとした気分が続いている。


▶前回:36歳女と結婚するには、覚悟が必要?バツイチ38歳男が、交際半年で別れを決断したワケ

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男が結婚を決めた理由は?

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この記事へのコメント

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No Name
最近やたら多い成功例。どうせアンサーは結婚圧が無かった、束縛無し、ケンカにならない、店の常連客にごり押しされた(主に外見🤭と人あたりの良さ) 、 給料が上がった、年齢的に身そろそろかなと思った…程度。
2026/02/21 05:4010
No Name
殆ど同じ内容を最近読んだ気がする。転職で給料下がったら(又は起業して暫くは贅沢できなくなる) → 私が養ってあげるよ発言とか!
池尻大橋のお店は先々週辺りも同じ店出てた気が...
2026/02/21 05:288
No Name
俺は結婚に向いてなさそうだから結婚は考えられない? 向いてないどうこうではなくて転職して落ち着くまでと思っていただけでしょう。しょうもな。
2026/02/21 05:357Comment Icon1
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男と女の答えあわせ【Q】

三浦マキ

男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。

出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。

—あの時、彼(彼女)は何を思っていたの…?

誰にも聞けなかった謎を、紐解いていこう。

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