今夜、罪の味を Vol.14

バレンタインデーが憂鬱。渡したい人もいない、30歳独身女の本音

有栖川匠

◆これまでのあらすじ

早紀の夫・向井への気持ちに決着がつき、台湾人留学生ハリーへの想いに気づいた双葉。だけどハリーは、韓国に旅立ってしまう。

気持ちを伝えたい一心で、間に合うことを祈りながらハリーを訪ねた双葉だったが…。

▶前回:「考えさせて」と彼に突き放されて3週間。深夜の呼び出しで知った、男の本音とは


Vol.14 <双葉:羽田空港の煎餅>


銀座のはずれに位置するオフィスを出て、地下鉄を目指す。銀座線へと乗り込み、表参道駅で降りる。

高樹町──住所でいうと南青山に位置する私の部屋は、表参道駅のほかに広尾駅と乃木坂駅も使うことができるけれど、どの駅からも歩いて15分ほど離れている。

だから家賃がほんの少しだけ割......


この記事へのコメント

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No Name
うーん、スマホの無い時代だったら感動したかもしれない。でもハリーがいい人過ぎて可愛いからOKかな。
2026/02/16 06:2823Comment Icon3
No Name
市子と豪は同級生だから現在26歳
早紀と双葉は同期入社の現在28歳
栞ちゃんは現在23歳
ですよね?

バレンタインに渡したい人もいない30歳独身女って誰??
2026/02/16 06:3523
No Name
あの日ハリーは好きな人がいる双葉を諦めようとして韓国に移住するようなニュアンスで伝えた、もう会うの止めるつもりで?!
どうもモヤっとするハッピーエンド。ロスでラーメン屋やる豪も短期で帰ってくる可能性あるな😆
2026/02/16 06:4516
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今夜、罪の味を

有栖川匠

悲しい夜。眠れない夜。寝たくない夜。

さまざまな感情に飲み込まれそうになる夜にも、東京では美食がそばにいてくれる。

ディナータイムのあとに、自分を甘やかす“罪の味”。

今夜、あなたも味わってみませんか──?

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