
厨房から漂う香りや調理中の音に心躍るカウンター席の他、寛げるソファ席や円形のターンテーブルの席も
壁面や床、家具類は“完結しない美”をイメージして構成。弧を描き、規則的ではない印象の壁面がそれを象徴している
2016年に開いた『La Clairiére』は「ミシュランガイド東京」6年連続で一ツ星を獲得。「ゴ・エ・ミヨ」の<明日のグランシェフ賞>も受賞した
鮮やかな幾何学模様の“暖簾”が目を引くファサード。ロゴマークに描かれているのは、オリジナルキャラクターの“ナイクマ”
内藤さんの料理は、香りや味わいの重ね方や美しい盛り付けからフレンチでの経験が垣間見える
「ズッキーニとココナッツミルクの冷製フォー 山利のしらす」¥1,500。フォーとココナッツミルクが出合って生まれた新鮮な美味しさを
「BBQ Duckとケチャップマニス」¥6,800(3~4名分)。炭火焼きの鴨はインドネシアの甘い調味料をイメージしたソースと合わせていただく
店は、今年注目のニューオープンが相次いでいる二の橋エリアに。外階段を上った2階にある
落ち着いた質感のカウンターは長さ6m超の一枚板。しかも樹齢200年の桧だ
コースの「お椀」は、真空調理してからだし醤油を塗って焼いた黒舞茸、ポルチーニの揚げリゾット、黒トリュフを鶏のブイヨンと昆布だし、干し椎茸だしをあわせた吸い地と
「唐墨とキャビアの温かいビーフン」(¥3,500)は、アサリだしで戻したビーフンをアサリだしと太白ごま油を乳化させたソースで和え、からすみやキャビアを添える贅沢な一品
「毛蟹といくらの贅沢土鍋ご飯」¥6,500(2名分)は、カニだしとかつおだしで炊き上げる
あえて桧ではなく欅で設えたカウンターが温かみを伝える。個室も完備。腕を振るう中井料理長は『京都𠮷兆』で20年間研鑽を積んだベテランだ
「鰻の卵とじ土鍋ご飯」1人前¥3,000。炊きたての白飯に鰻の蒲焼きと溶き卵も加え、蓋をして仕上げた一品。余熱で火を入れたトロトロの卵と白飯、そして蒲焼きが三味一体。王道の美味しさながら演出の妙が光る
店は、駅に程近いレンガ造りのマンションの1階に。店内の明かりが漏れて温かみのある入り口前には、ハーブが生い茂る植え込みも
料理の世界に入る前は実業団のサッカー選手という異色の経歴をもつ鈴木さん
イタリアの家庭的な空間が忘れられない鈴木さんの思いからテーブルや椅子など調度品はすべてアンティーク
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