恒平さんは北イタリアの『サント・ウベルトゥス』など星付きレストランでも修行
早稲田大学を筆頭に、多くの学校が集まる高田馬場。駅周辺の光景は年月が経ってもあまり変わりはないが、店の入れ替わりは激しい
カウンターの右端にレコードプレーヤー。店内はオーナーと業者が手作りで大正ロマン風に仕上げた
自然派ワインは北海道『二番通り酒店』のものなど多数。グラス￥880～、キンミヤと特製ラッシーで作る「自家製カルダモンラッシー割」￥770
塩を合わせたマスカルポーネクリームで旨み倍増の「ローストしたイチジクのキャラメリゼ」￥1,980
窓際は本棚も備わるテーブルスペース。早稲田松竹も見える
店内はL字型カウンターのみ。「事前予約の場合は基本的にコース（￥6,000～）でお願いしている」そうだが、当日の来店はアラカルト対応も
グラスワイン￥825～
19時を過ぎるといつもこの賑わい。本店は中野で、都内に30店舗以上ある同店だが、独立した支店も多く高田馬場は染川さんが代表。フレンドリーで気さく
本日のグラスワインより赤でモルドバ「インディヴィド」、白はニュージーランド「ラオラオ」各￥825
「イワシのマリネとじゃがいものサラダ」￥660。料理は月替わりの新作も含む、常時20種の小皿料理をすべて￥660でそろえ、そのほかハムやチーズ、スイーツも同額で用意。気軽につまめる
メインバーでは各地の名店からゲストバーテンダーを招くなどイベント開催も
オーナーバーテンダーの小倉さん。店名は出身の岐阜・旧久瀬村の日坂地区から。バックバーに見られる犬のキャラクターは村の地形をかたどったオリジナル
佐賀の蒸留所と共同で醸した、有田ミカン香るオリジナルで作る「THE HISAKAジントニック」￥1,540。ボトルも販売
マスカルポーネやハチミツなどで仕上げた甘いカクテル「フアナのチーズケーキ」￥1,760。ベースはトウモロコシのメキシコジン
店主・寺家さんの語りは穏やか。「いろいろな蒸留所があり美味しさにも違いがあると知ってほしい」と語る
希少なボトルの例。左から、50年代後半に流通していた薬草リキュール「キナ」ハーフショット（以下同）￥1,500、70年代にイタリアの酒商エドワード・ジャッコーネのためにボトリングされた「グレンファークラス 21年」￥8,000、2023リリース「スプリングバンク 21年」￥3,000、「ラフロイグ カーディス 2025」￥1,200
70年代の「ディンプル」で惜しげもなく作るハイボール（￥1,540）は口当たりがよい
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