◆これまでのあらすじ
莉乃(30)と正輝(30)は、異性でありながら大親友。だけど、正輝の彼女・萌香(27)は男女の友情が成立するとは考えておらず、ふたりの間に恋愛感情があるのではないかと疑っていた。
ついに我慢できなくなった萌香は、半年記念旅行で訪れた沖縄で嫉妬の涙を流す。自分の無神経な行動を反省した正輝は、莉乃から送られてきた「もう2人で会うのはよそう」というLINEに、萌香の目の前で了承するのだった。
▶前回:「もう会うのやめよう」突然届いたLINE。30歳男が動揺の末に出した結論とは
Vol.7 <莉乃>
『莉乃:ごめん、今日も帰るの遅くなりそう』
22時。明かりを落とした自分のピラティススタジオから、私は秀治にLINEを送る。
『秀治:了解。じゃあ俺ももう少しやってから帰るわ。莉乃もあんまり無理するなよ』
すぐに返ってきた秀治からの返事にリアクションをつけると、スマ......
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この記事へのコメント
そういう態度が信じられない。9年もよく耐えたなぁ秀治さん。
そういう意味ではなんだけどなぁ。莉乃ってちょっとズレてるのかな…。今迄は友人として正輝が居れば事足りたかもしれないけれど、これからはほかの友達と会ったりすればいいんじゃない? 口では親友と言っても常に正輝を頼って相談して、昔話を肴に酒飲んでそれに出せる予算も似てるから心地よい? でも側から見たら「依存」の域かもね。距離が近過ぎたんだよ...続きを見る。秀治さんも呆れてるようだし。 しかし萌香ちゃん…セフレでもいる?実は全て演技で悪い女だったなら面白いけど、何か違う気がする。