男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。
出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。
—あの時、彼(彼女)は何を思っていたの…?
誰にも聞けなかった謎を、紐解いていこう。
さて、今週の質問【Q】は?
▶前回:年収1,200万、M&A会社勤務の31歳独身。一見完璧なのに、彼氏として圧倒的に足りていないコト
結婚まで、あと少しだった。年収は1,200万もある、31歳弁護士の風磨。そんな彼から「結婚は、葵の34歳の誕生日までには考えるから」と言われた時点で、もうプロポーズだと思っていた。
しかし今、彼の口からは全然違う言葉が発せられている。
「ごめん、葵。僕たちの将来のこと、一旦考え直したい」
「え…?」
彼は何を言っているのだろうか。
「なんで?私たち1年も付き合っているんだよ?年齢のことも考えてよ!!結婚は34歳の誕生日までには考えるって言ったのは、風磨のほうでしょ?」
「ごめん、やっぱり無理だと思う」
悲しみよりも、段々と怒りが湧いてきた。私の大事な時期を無駄にされた気もするし、何より34歳になるタイミングで、どうしてこんなに残酷なことが言えるのだろうか。
「ごめん、葵」
― 明るい未来を一緒に思い描いていたのは、私だけだったってこと…?
幸せ絶頂の時に振られ、どうしようもなくなっている。
この記事へのコメント
映画行こう買い物行こうって疲れさせる事だと思うよ。葵は無理のない範囲と思っても多忙で疲れ切ってる風磨にとって葵の子守りしながら外出って地獄だと思うけど。葵は思いやりとか気遣いが全く出来ないタイプの典型例。重いし、いちいち小言言うし、彼の忙しさも理解してないし。こんな子供と一緒にいても癒されない。