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30歳になりまして Vol.6

「居心地が悪い…」結婚・出産ラッシュの友人を前に、恋愛相談をする30歳独女の気まずさ

◆これまでのあらすじ

大手IT企業のマーケティング部課長・桜庭菜穂。30歳になった途端に、結婚どころか交際相手もいない自分の現状に、焦りが芽生える。ある日、会社の新人研修に登壇。その企画を担当していた人事部・入社3年目の澤石蒼人と出会い――。

▶前回:残業中、5つ下の後輩にコーヒーを奢られた30歳女。彼に心惹かれ始めて…


Vol.6 5歳差なんて、大したことない?


― ああ。美味しい。

久しぶりのアフタヌーンティー。

メロンのジェリーが乗ったパンナコッタを食べながら、私は目を細めた。

今、目の前では、深刻な会話が繰り広げられている。

「でもさ、0歳から子どもを預けるなんていいのかなって。親に相談したら、大反対されたんだよ......


この記事へのコメント

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No Name
前半の同期会?はもうありきたり過ぎて。でも7人いて子持ち3人だけなら、会話もそこまで「子育て」に偏らないと思うよ😂 一名、夫の海外転勤でロンドンにいる、どういう事? わざわざ帰国して?それとも集まったのは6人で一名ロンドンからzoom参加? 内容が薄いからどうでもいい所が気になったわw
2025/06/11 05:4837Comment Icon1
No Name
相変わらずちょっと変な主人公だな、どうも感情移入出来ん。勝手に付き合えばと思ってしまう。
2025/06/11 05:3426
No Name
簡単に好きになり付き合いたいと言ってくれるのもいいけど、なんだかオチがあるように思えてしまう。 結婚願望が強くて相談所にも入会してたほどなんだから、彼と付き合う前に結婚願望の有無は聞いた方が良かったのにね。妹に言われてようやく気付くって、ちょっと…。
2025/06/11 05:2119
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30歳になりまして

「30歳」

その数字は、女性の心に妙に重くのしかかる。

「年齢なんてただの数字」と本人は思っていても、世間がそれを許してくれない。

職場では、つい最近まで若手だったはずなのに、いつのまにか中堅どころになっている。

マッチングアプリだって自動的に30歳になった途端に「いいね」が減った気がする。

気持ちは追いついていないのに、30歳という年齢の重みがが急にのしかかる。

大手IT企業のマーケティング部で、課長職を担う桜庭菜穂は、30歳になって迷いが生じ始めた…。

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