2025.01.03
食を知り尽くした、フードライターや東カレの編集長たちが選んだ「最強のひと皿」を紹介する。
貴方の、今年の「ひと皿」に加えてみるのはいかが?
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編集長歴も8年目。今年は「FEELCYCLE」に加入し、週2でトレーニングに励む。摂取カロリーが多すぎるせいか、痩身せず。
“弩級の韓国料理店で驚きのケジャンと出合う”
家から程近い『中目黒 若狭』のリニューアルを聞きつけて来店。食通たちや業界人に愛され、雰囲気も煌びやか。
「これは東カレだ!」と思い、こちらを基本に韓国グルメ特集を計画(10月号はまだ買えます!ぜひお取り寄せください!)。
ねっとり甘い伊勢エビを豪快に使うセンスに惹かれた。
コース¥22,000とかなりの値段だが、記念日などに今後も通おうと思う。
【ちなみに…………2024年の「最強の一杯」も教えてもらいました!!】
『Tokyo Confidencial』で飲んだ「TOKYO BANANA COLADA」に深く酔いしれた!
友人に教えてもらって最近よく行くバーで出合った一杯。かの東京銘菓を模しており、上品にバナナの香りを感じられる。
港区の夜景を一望できるバーの開放感もお気に入り。
食ひと筋40年余り。約2万軒以上の飲食店取材をしてきた。ここ数年で、カレー南蛮にハマる。新しいベーカリーやおにぎり店にも目がない。
“凱旋した実力派シェフのスペシャリテに歓喜”
『中華香彩 JASMINE』にいた頃から知る山口祐介シェフ。中国から帰国後、『虎景軒』のシェフになると聞き、楽しみでした。
肉感を出すため、フィレ肉をサイコロ状にカットしたりとアレンジが利く「虎景軒スペシャリティ 黒毛和牛フィレ肉ペンジャ産黒胡椒炒め」。
カリッとした表面の食感と、中のふんわりとした肉質の対比に頬が緩み、もうひとつと食べたくなる。
【ちなみに…………2024年の「最強の一杯」も教えてもらいました!!】
『apothéose』で飲んだ「緑茶」を賛美したい!
こちらで供される「高梨茶園」の「さえみどり」は、香りが良く、奥行きを感じる旨みや甘みが印象的。
お茶好きの私は、ウェルカムドリンクで出すセンスもいいなと思います。
グランメゾンから大衆酒場まで愛するフードライター。雑誌を中心に活動し『自分史上最多ごはん』(マガジンハウス)などの著書も。
“棒寿司の概念を覆す美意識に満ちた逸品”
『氣分』という古風な印象の店名とは対象的なイノベーティブな要素のある料理で魅了するシェフのユーゴ・ペレ=ガリックスさん。
京都『菊乃井 本店』と銀座『エスキス』での修業経験を持ち、日本料理とフランス料理、双方の魅力を熟知。
スペシャリテの「氣分の棒寿司」は、繊細かつ重層的な味わいが印象的で、断面の美しさも計算され尽くした“才色兼備”な逸品でした。
【ちなみに…………2024年の「最強の一杯」も教えてもらいました!!】
ドイツのハーブドリンク「フローラディクス」が毎日欠かせない!
長年飲んでいる自作の甘酒&君島十和子さん監修の機能性青汁「君島家の朝汁」とともに朝の習慣になったのが、植物の自然な甘みがあり鉄分&ビタミンB群豊富な健康飲料です。
肉を糧に生きる肉食系ライター。美味しいものがあると聞けば東西南北どこへでもがモット―。タコスにハマり、旅先でのタコス行脚が恒例に。
“天ぷらの神に薫陶を受けた店主の技に唸る”
ふくよかな旨みが凝縮した『天ぷら あらたみかわ』のひと皿。天ぷらの神様と呼ばれる『みかわ是山居』の早乙女哲哉さんのもとで修業を積んだ店主の愛の深さと静かな情熱、真面目なお人柄が伝わってきます。
一流の仕事を踏襲するのではなく、自分の技を磨こうと切磋する姿勢に、日本の天ぷら文化のさらなる発展を感じられます。
季節が変わるのを待たずに定期的にお伺いしたい。
【ちなみに…………2024年の「最強の一杯」も教えてもらいました!!】
『日本料理 此の花』で飲んだ「鄙願(ひがん) 打水」に心を奪われた!
入手困難な「幻の酒」と言われる鄙願。この夏酒は透明感があって爽やか。
お酒担当のあいこさんが選ぶ日本酒が秀逸で、長岡に行く理由になるほど『此の花』に心酔しています。
歓喜!2月から勉強していたワインエキスパートに無事合格。合格発表翌日からの福岡旅行では一晩で9軒をハシゴして、2軒の記憶がない。
“初めてのパリふわ食感に鰻の奥深さを知った”
小さい頃からハレの日には鰻と竜田揚げを出前で取る家庭であった。食卓で鰻重の蓋を開けた瞬間のあの昂りは、今でも記憶に焼きついている。
知人が携わったと聞いて訪れた東京駅直結の『うなぎ きたお』。
北九州市にある鰻料理の名店の技を継承し、蒸さずに弱火でじっくり焼き上げるため、外パリッ中フワッとしか形容ができない食感が楽しめる。
並ばずとも入れる気軽さもありがたし!
■店舗概要
店名:うなぎ きたお
住所:千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ 6F
TEL:03-3212-2626
営業時間:【月~金】ランチ 11:00~(L.O.14:00)
ディナー 17:00~(L.O.21:30)
【土・日・祝】ランチ 11:00~(L.O.14:00)
ディナー 17:00~(L.O.21:00)
定休日:無休(施設に準ずる)
席数:カウンター10席、テーブル34席、小上がり掘りごたつ20席、個室3(16席)
【ちなみに…………2024年の「最強の一杯」も教えてもらいました!!】
『DIVE TO WINE JINGUMAE』で飲んだ「ル ボワ ダジュール モン プティ ブラン」にワイン愛が高まった!
茨城県つくば市で2020年に誕生したワイナリーのワイン。こちらはヒムロッドというBOØWYみたいなブドウ品種。
金柑やベッコウ飴のような香りで、改めてワインの面白さに気づいた。
グルメオンラインサロンの運営などを行う、テリヤキの代表。本年は自身のプロデュース店『amorphous』のリニューアルオープンを実現。
もともと民家だった建物を改装したレストラン。
こちらのコロッケには、いい意味で裏切られた。
メニュー名にある“カニミソ”から、カニクリームコロッケのような味わいをイメージしていた。しかし、ひとたび口にすると、カニミソの香りと、濃厚な味が広がり、カニが主役の料理だとわかる。
コロッケの概念を根本から変えてしまう、まさに2024年最強の一品。
■店舗概要
店名:Lol.
住所:江東区清澄2-5-3
TEL:03-6824-7014
営業時間:17:00~(L.O.23:30)
定休日:水曜
席数:カウンター8席、テーブル14席
【ちなみに…………2024年の「最強の一杯」も教えてもらいました!!】
『amorphous』で飲んだ「ジャノ ヤン・ドゥリュー」に仲間たちと感嘆した!
ヤン・ドゥリューは、ブルゴーニュの新鋭なワイン醸造家。
有名どころより、これから伸びそうなワインを飲むようにしていた今年。味もラベルも印象的なワインに出合った。
父が京都でうどん店『真打 英多朗』を営んでいたことで、美食に開眼。今年70歳でも活発な父に負けじと、ジャンルを問わずに全国を食べ歩く。
“足繁く通った札幌の名店の一貫に射抜かれる”
札幌で全国の食通たちから愛された鮨店が、銀座に進出。
こちらの「トロ松」は、誰も真似出来ないと感じる逸品。ひとくち噛めば、松茸のエキスとまぐろの脂が融合して、きのこの上品な香りを堪能できる。
単に高級×高級を合わせているのではなく、主役の松茸の香りを最大限引き出すため、完璧に計算されている。
札幌時代から、3ヶ月に1回ほど、通っています。
■店舗概要
店名:鮨一幸
住所:中央区銀座5-11-12 日総第26ビル 3F
TEL:非公開
営業時間:[一部]17:30~19:30
[二部]20:30~22:30
定休日:水曜
席数:カウンター8席
※WEB予約のみ
【ちなみに…………2024年の「最強の一杯」も教えてもらいました!!】
『Restaurant Naz』で飲んだ「ペアリング」に未曾有の衝撃を受けた!
軽井沢にあるレストランで、料理の旨みと香りにドリンクがバチっと合う感覚を覚えました。
アルコールもノンアルコールも選び難いほど美味しいペアリングです。
魚屋の長男として生まれたが、家業は継がずに肉を焼く日々。週5日は焼肉を食べる生活を送っている。今年、著書「肉ビジネス」を発売。
“和牛ガストロノミーの比類なき逸品にしびれる”
初来店の際、すぐに次の予約を入れたほど、最強の店だと思った。
西洋料理と和牛が合わさったコースを堪能でき、ステーキや煮込みをはじめ、多様な肉料理が楽しめる。
特に印象深いのは、和牛の生ハム「ブレザオラ」。約1年熟成させた和牛の芳醇な香りと牛脂の甘みが絶品。
この生ハムをふんだんに乗せたピッツァは、なんとも贅沢。唯一無二のひと皿です。
■店舗概要
店名:EN DAIKANYAMA
住所:渋谷区鉢山町13-13 ヒルサイドウエスト A棟 B1F
TEL:03-4570-8600
営業時間:[一部]17:00~20:00
[二部]20:30~23:00
定休日:日曜
席数:カウンター9席、個室2(10席)
【ちなみに…………2024年の「最強の一杯」も教えてもらいました!!】
『うら松』で飲んだ「超特級ジャスミン茶」と肉の相性に驚いた!
焼肉に合うと友人に勧められ、『うら松』で紅茶専門店『サロン・ド・テ・ラヴォンド』のジャスミン茶をオーダー。
スッキリとした飲み口で、焼肉が軽く感じました!
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