記念日など特別なディナーに必要なのは、自然と笑みが溢れるような華のある時間。
空間と料理が洗練されているのは大前提で、写真で判別できるほどの個性があれば申し分なし。
そんな条件に当てはまるのが、ベルギー・アントワープにある人気店の海外初出店となる『ル・プリスティン東京』。
これからのシーズン、大切な人とのご褒美ディナーとしても最適だ。
オープンキッチンに天井高な空間。映画のようなディナーのひととき
もしも記念日レストランを探しているなら、『ル・プリスティン東京』は目的そのものだ。
「ホテル虎ノ門ヒルズ」1階に位置し、高いアーチから始まるアプローチが非日常へと誘う。レストランに入ると右手側にアントワープ本店と同じデザインのレセプションデスクがあり、瀟酒な光を放ちふたりを迎える。
店のコンセプトは“セレブレーション”。そこはオランダ出身のスターシェフ、セルジオ・ハーマンがアジア初進出店として開いた場所であり、彼が没入型ガストロノミーをゲストに贈る店である。
祝福を形作るのは、アントワープ本店と同じく混然一体となる5つの要素、「食」「ファッション」「デザイン」「アート」「音楽」だ。
一歩店内に入れば、センスのいい音楽に包まれ、目に映るのは欧州の風を感じるアーティスティックな空間。
店内のデザインは本店と同じくデンマークの「スペース・コペンハーゲン」が担当。スカンジナビアンデザイン特有のシンプルかつスタイリッシュな空間にオープンキッチンの躍動感が重なり、映画の主役になったような心地に。
店内のアートを作った作家も本店と同じで、あえて溶けたような形のミラーボールなどユニークで印象的なものばかり。食器は日本のわびさびからインスピレーションを得たシェフのオリジナル。グラスまでこの店のために作られたものだ。
高揚のなか、日本の食材とセルジオの感性が融合したイタリアンが始まっていく。
シェフはオランダの海辺の街にある魚介に特化した家族経営レストランの生まれ。日本の魚介への好奇心も尽きず、相性の良さを体現するのがシグネチャーである魚介のオレキエッテだ。
もちっとした歯応えの耳たぶ型ショートパスタがまとうのは、国産の手長エビや蛤、烏賊の旨みとムール貝のフォーム。
手長エビの火入れは和食の職人のような繊細さで、魚介のメインと言えるほどの食べ応えだ。
本店オリジナルのシャンパンがその味わいに寄り添うのはもちろん、立ち上る泡がふたりを祝福。多幸感に満ちる時間が、ふたりの仲をさらに深めるだろう。
■店舗概要
店名:ル・プリスティン東京
住所:港区虎ノ門2-6-4 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 1F(ホテル虎ノ門ヒルズ 1F)
TEL:03-6830-1077
営業時間:朝食 6:45~(L.O.10:15)
ランチ 12:00~(L.O.14:00)
ディナー 18:00~(L.O.21:30)
定休日:日曜ディナー
席数:テーブル90席(プライベートダイニング24席、8席含む)
URL:https://bit.ly/tc14180264_2501
■衣装
[男性]スーツ¥319,000〈ラルディーニ/トヨダトレーディング プレスルーム TEL:03-5350-5567〉、ニット¥42,900〈バルバ ナポリ/コロネット TEL:03-5216-6521〉、その他スタイリスト私物
[女性]ワンピース¥81,400〈コルコバード/フィルム TEL:03-5413-4141〉、ピアス¥374,000、リング¥231,000、ブレスレット¥231,000〈すべてベルシオラ/A&Sカンパニー TEL:0800-500-5000〉、その他スタイリスト私物