◆前編のあらすじ
大手食品メーカーに勤める萌絵(26)は、社内運動会に参加し、同僚たちに手作り弁当を振る舞って高評価を得た。その流れで、同僚の板垣に毎週昼食を差し入れることに。しかし、実は萌絵は料理が苦手。弁当は、家事代行スタッフに依頼したものだった…。
▶前回:週1回、意中の彼にお弁当を作る25歳女。料理に隠された“後ろめたい秘密”とは
頼もしい味方【後編】
「板垣くん。実はあのお弁当、私が作ったものじゃないの…」
萌絵は、正直に伝えようと思っている言葉を頭の中で繰り返しながら、職場から帰宅した。
― やっぱりガッカリしちゃうかなぁ…。
板垣には、すでに3回も弁当を差し入れている。
どれも大好評で、作成者が別にいる......
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