東京独身白書2024 Vol.27

「最近はフランスとジョージアに行きました」毎月、仕事で海外へ行く36歳男性のグローバルな恋愛事情

「東京カレンダーみたいな世界なんてあるわけない」。

時に人はそうつぶやく。しかし、東カレ的ライフスタイルを実践する男性は確かに存在するのだ。

本連載に登場するのは、マッチングアプリ「東カレデート」のユーザーである独身男性たち。リアルな恋愛観やプライベートの過ごし方など、意外と不鮮明だった独身男性の生態が反響を呼んでいる。

今回登場するのは、フェンシング選手のT.Kさん。2度のオリンピック出場経験を持つ36歳のリアルなアスリートの生活に迫った。


取材・文/山口昭子


▶前回:年収は億超え、港区のタワマンを購入した開業医。何でも手に入る彼が唯一まだ手にしていないもの


1987年生まれ、福井県出身。高校時代からフェンシングをはじめる。

男子サーブルの種目で、2016年リオデジャネイロオリンピック、2020年東京オリンピックに出場。前日本選手権優勝2回。

よく遊びに行くエリアは恵比寿、池袋、赤羽。現在、彼女いない歴1年。

●INDEX
1.練習と海外遠征の繰り返し。20代の頃は、ブロンド美女に憧れて…

2.寝る前は「おやすみ」だけじゃダメ。韓国人の元恋人に恋愛を教わりました

3.趣味はプロレス観戦。ある団体の箱推しです

フェンシングでオリンピックに出場したアスリートの日常と恋愛スイッチ


世界と戦う現役アスリート、フェンシング選手のT.Kさん。高校時代に部活でフェンシングと出会い、人生のほとんどを競技に捧げてきた彼は、日本代表として2度のオリンピック出場を経験している。

現在もナショナルチームで活動を続けるバリバリのアスリートは、どんな日々を送り、どんな恋愛をしているのだろうか。そして、スポーツ選手の“出会い”の場は一体どこ…!?

練習と海外遠征の繰り返し。20代の頃は、ブロンド美女に憧れて…


―― お仕事は?


現役のアスリートです。フェンシングのサーブルという種目をしていて、2016年リオデジャネイロオリンピックと2020年東京オリンピックに日本代表として出場しました。

―― 今回、なぜこの連載に出ようと思った?


人と違うことをやりたがる性格で、突出した存在になりたいと思っているからです。

ずっとスポーツをしていると自身の世界が狭くなってしまうので、普段から異業種交流会に足を運んだり、こうして露出する機会があればチャレンジしたりして、人と差をつけたいなという意識が昔からありました。

―― アスリート選手の普段の生活って?


もちろん人それぞれですが、基本的に練習と遠征の繰り返しです。月1ペースで遠征や合宿があって、海外に行くことも多い。

毎日、朝9時から夜7時まではトレーニングしていることがほとんどです。1週間のうち、お休みは1回、半休が2回という感じで。

スケジュールも限られるので、休みが合えば基本的に誘いは断らないようにしています。

―― 海外で息抜きできる時間はある?


2~3週間の合宿だと、滞在中にオフの日があるので、チームのみんなで観光することもありますね。

よく海外に行っているからか、おすすめの国はどこかと聞かれるんですけど、結局日本が1番じゃないかな。

安全性の高さ、人の良さ、奥ゆかしさ、海外に出て改めて日本の素晴らしさを実感することが多いです。


―― 海外選手とも関わりが多そうですが、外国人と交際することもある?


韓国人の女性と交際したことがあります。

20代の頃は、いわゆるブロンド美女のような欧米人に憧れて、付き合ってみたいなと考えていたこともありましたね(笑)。

―― アスリートはどこに出会いがある?


本当に出会いは少ないんですけど、よくあるパターンが2つあって。

1つは、代表選手が集まる練習施設とかナショナルトレーニングセンター。もちろん練習が目的の場ではありますが、競技者はコミュニティーが小さい分、社内恋愛みたいなイメージでつながる人もいます。


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