2024.03.11
近年、古い建物の風合いをあえて活かしたセンス漂う店が、日本橋に急増!
感度高き大人に加えて若者たちも集まり始め、いま賑わいをみせている。
今回は、デートにもぴったりのお洒落ディナーが楽しめる、話題のレストラン2軒をご紹介。
1.レトロな屋内駐車場を再構築した“家庭料理店”というセンスに脱帽!
『Sta.日本橋』@日本橋大伝馬町
洒脱なムードを放つ半地下に、感度の高い大人が夜な夜な集う
江戸最古の街と言われる小伝馬町エリアは、繊維問屋街として栄えた場所。
いまもさまざまな問屋が軒を連ねる昔ながらの風景が残る場所に、2022年、突如スタイリッシュな世界観の店ができ話題を集めた。それが『Sta.日本橋』だ。
これまで渋谷店は住居を、神田店では高架下をリノベしてきた『Sta.』だが、今回は半地下の駐車場をレストランに作り変えた。
無機質な駐車場が、非日常的な刺激空間に
入口のスロープを降りると、天井の低いカウンター、その奥には吹き抜けのテーブル席が広がる。
仄暗い空間やコンクリ壁には駐車場の名残があり、隠れ家にいるような高揚感も得られる。
多様な素材をMIXしたインテリアがいまっぽい
無骨なコンクリートの店内に温かなニュアンスを添えているのが、大理石の一枚板のカウンターと木製の椅子。暗めの店内の雰囲気と見事にマッチ。
この空間に引かれ女性がひとりで食事や一杯飲みに立ち寄ることも多いそう。
調味料から仕込んだ無添加料理が人気
メニューに並ぶのは、調理師、栄養士などが工夫を凝らした家庭料理。
奇をてらわない家庭料理ではあるが、スパイスや調味料を駆使した味付けは本格派。お皿のチョイスにもセンスが光る。
写真は「お野菜の惣菜三種盛り」2人前 1,430円。人参のラペクミンとカルダモン風味、春菊とじゃこの和風ポテトサラダ、生ピーマンのたっぷり肉味噌詰め。
数量限定の「手ごねハンバーグ」2,475円。
和牛100%のふっくらジューシーな味わいがシンプルに美味しい。手作りの玉葱だれも絶品。
親しみ深い味わいを、都会的な空間でいただくギャップが面白い。
【店主がオススメ!ウチにきたらこのお酒】
スパイスとハーブが香る斬新カクテル
見た目のお洒落さだけでなく、複層的な美味しさのカクテルが人気。
爽やかな「大葉と山椒の和風モヒート」990円(右)は、スパイスやハーブが使用された代表的なカクテルで、上品な香りも魅力的。
みかんの果実味が赤ワインに溶け込んだ「みかんのサングリア」990円(左)も人気。
■店舗概要
店名:Sta.日本橋
住所:中央区日本橋大伝馬町12-9 B1F
TEL:03-6661-9980
営業時間:17:00~(L.O.22:00)
定休日:毎月最終水曜、年末年始
席数:カウンター15席、テーブル24席
2.行列もできるお洒落フレンチが、オフィス街で市民権を得た!
『Bistro yen』@日本橋兜町
銀行跡地に誕生した兜町の新たなランドマークで、ワインが進むディナーを
“日本のウォール街”と呼ばれる兜町の銀行跡地をリノベし、2022年に誕生したのが複合ショップ『BANK』。
その1階にあるレストラン『Bistro yen』は、銀行時代を思い起こさせる開放感あるコンクリートの空間にアンティークの家具が並ぶ。
木製の家具と柔らかな光が、大人の寛ぎ空間を演出
ライトやアンティーク家具がセンス良く配置される店内。
オープンキッチンをR状に囲むカウンターシート。
この雰囲気が評判を呼び、早くも日本橋のお洒落を代表する一軒となっている。
伝統的なフレンチにアクセントをプラス!
こちらを、プロデュースしたのは兜町のパティスリー『ease』のパティシエである大山恵介さん。
クラシックなフレンチの技法をベースに、大山さんの自由な発想を加えたノンジャンルな創作料理はワインに合うと評判。
また、“パンを美味しく食べる”をコンセプトにした料理には、ソースが添えられている。
これは「パンでソースを拭って、最後まで楽しんでほしい」との思いから。
「ストラッチャテッラと季節のフルーツ」1,800円。
この日は洋梨に赤ワインソースとオリーブオイルを合わせて。
「鮮魚とアボカドのタルタル」1,800円。
カンパチに八丁味噌、焦がしバター、エゴマを和えた和テイストなタルタルと自家製唐辛子オイルの相性抜群。
極上の料理を寛ぎ空間でいただく贅沢がココにはある。
【店主がオススメ!ウチにきたらこのお酒】
見た目も可愛い自然派ワインが充実
テロワールの個性を活かしたワイン造りに定評のある生産者が手がける「レヴァン・ヴィヴァン/マスカットベリーA」ボトル 8,030円(右)や、「キャサリン・マーシャル/リースリング」ボトル 6,600円(左)など、環境への配慮の意識が高い生産者のナチュラルワインが豊富にそろう。
■店舗概要
店名:Bistro yen
住所:中央区日本橋兜町6-7 BANK 1F
TEL:050-3595-0835
営業時間:ランチ 11:30~(L.O.13:30)
ディナー 18:00~(L.O.20:30)
定休日:水曜
席数:カウンター7席、テーブル30席
1月19日(金)発売の「銀座な日、行くべき店。」を読みたい方はこちらから!
『東京カレンダー』2024年3月号は「銀座」を特集!大人なら誰にでもある大切な人を笑顔にしたい “銀座な日”に行くべき店をあますとこなく紹介。
ぜひ思い出に残るディナーを過ごしてほしい。
月刊誌『東京カレンダー』は、毎月21日頃の発売です。お近くの書店、コンビニでお求めいただけます。
⇒紙版をお求めの方はこちらから
また、買いに行く時間がない方、近くのお店で売り切れてしまっている方には、インターネットでの購入もお勧めです。
⇒購入はこちらから
⇒アプリでのご利用はこちらから(iOSの方・Androidの方)
※最新版のアプリをダウンロードしてください。
おすすめ記事
2023.07.07
“レアとんかつ”など大人を満足させるメニューがずらり!四谷三丁目の人気ランチ6選
- PR
2025.03.04
【読者30名限定】東京の夜、シャンパーニュと恋に落ちる——。日本初上陸のシャンパーニュをアンダーズ 東京で
2017.11.01
イワシとジャガイモがなぜこんなに美味い!この味を求めて人が集まる渋谷の人気フレンチとは
2021.10.18
柳 忠之のこの12本におまかせ
打倒ロマネ・コンティと言える「日本ワイン」って知ってる?ツウも一押しの1本!
- PR
2025.02.26
“自宅で鮨”は「握る」がトレンド!ホムパを格上げするプレミアムすし酢とは
2019.03.27
教えたくない秘密のグルメ
ぷるっぷるの茶碗蒸しがたまらない!どこか懐かしい長崎グルメの名店へ
2016.01.08
食べログ3.2以下でも間違いなく名店!
食べログ3.2以下でも人気沸騰!『チーズレストラン daigomi minamiaoyama』
2024.10.02
日本でタンに目覚めた韓流スターたちが通う!焼肉本場の韓国で、部位別に狙い撃ちしたい店5選
2018.06.22
高感度テラスを楽しむ美女を直撃!「ビールを飲む男性に思わずときめくのってどんな時?」
- PR
2025.02.21
デートにもおすすめ!東京都内のラグジュアリーホテルに、驚きの価格で宿泊できる!注目の“新サービス”とは
東京カレンダーショッピング
『かに物語』:〆まで楽しめる雑炊の素付き!蟹の旨みがたっぷりと溶け出すかに鍋セットミニ
『肉のABCフーズ』:黒トリュフ塩付!牛タン&A5ランク黒毛和牛を使った極上ハンバーグ
『東京京橋おばんざい醸』:肉を引き立てる3種の塩!A5黒毛和牛を使ったローストビーフ
『かに物語』:海老・帆立・蟹!ベシャメルソースに、各種海の幸をトッピングした贅沢グラタン
『UMIKARA』:薄切り・厚切り食べ比べ!特製出し汁で味わう若狭湾真鯛の鯛しゃぶセット
『パンツェロッテリア』:具材ごろごろボリューミー!フレッシュな野菜と肉感満載のフライドピッツァ
『オリベート』:黒トリュフ香る、口当たりクリーミーな究極のティラミス
『ミホ・シェフ・ショコラティエ』:日本を代表するショコラティエ―ルが作る、 ショコラ好きのための濃厚ガトーショコラ
『LOUANGE TOKYO』:アート感溢れるビジュアル!口溶けなめらかな大人の生チョコレートエクレア(6種)
『ル・ボヌール 芦屋』:しっとりサクサク!フリーズドライ苺にホワイトチョコをたっぷりと浸透させた新感覚スイーツ
ロングヒット記事
2025.03.05
運命なんて、今さら
彼と初めての夜デート。22時半、「まだ帰りたくない」と思った28歳女は…
2025.03.08
男と女の答えあわせ【Q】
3回目のデートで、彼が30歳女に感じた違和感。本気だったのに、年収1,000万男が彼女に告白できなかったワケ
2025.03.03
1LDKの彼方
結婚願望がない彼氏と迎えた、30歳の誕生日。女がショックを受けた“ある理由”
2025.03.06
TOUGH COOKIES
「友人の結婚式でスピーチなんてしたくない…」32歳女の誰にも言えない本音とは
2025.03.09
男と女の答えあわせ【A】
「3回デートしたけど、進展なし」30歳過ぎると、お互い好意があっても恋愛が難しくなるワケ