
「思い出の推しとして記憶してもらえたら…」小林由依が語った、櫻坂46卒業前のファンへの想い
落ち着いた大人の街である銀座には、シックな黒のコーディネートがよく似合う。
そんな装いに身を包むのは、櫻坂46の元メンバー・小林由依さんだ。
デビューから8年。取材当時、小林さんは先日終えた櫻坂46の卒業コンサートを控えていた。
アイドル最後の時間に力を注いでいたその心境を、銀座の注目店で聞いた!
(※掲載内容は取材当時のものです)
躍動した櫻坂46を支えてきた、小林由依のこれまでとこれから
取材が行われたのは、櫻坂46の3周年アニバーサリーライブが終わり、小林由依さんが卒業を発表した直後。12月のこと。
大人の雰囲気が漂う小林さんは、銀座の街にも一瞬で溶け込んだ。それが冒頭の街角での一枚。まずは銀座の印象を聞いた。
「静かで落ち着いた印象ですね。若い方より近隣で働く方が多いイメージです」と話すが、銀座に詳しいわけではないという。
「お店がたくさんあるので探検したい気持ちもあります。ブランドのお店に入ったことがなくて、まずはそこから(笑)」と願望はある。
お買い物の中身より、人生初入店で満足といった口ぶりだ。
外食も少ない方と話す。以前はレストランに詳しい元メンバーの原田 葵さんや尾関梨香さんがお店を予約してくれることはあったが、彼女らが卒業してからは家で食べる率がさらに上がった。
派手さとは無縁の私生活で、欲が薄い方と自認する。
「欲しいな、食べたいなと思ったりしますが、行動に移すまでいかない感じです。面倒臭がり屋なのもあります。
食事に行きたいと思っても、ひとりでは行かないし、誘うのも躊躇して、結局は行かないことの方が多いです」
では、小林さんにとっての贅沢は何か聞くと、「贅沢……。なんでしょう?ふふふ」と自分で笑ってしまい、その表情のなんと可愛らしいことか!
考えた結果は「休みの日は何か予定を入れるより家で何もしないことが大半なので、“時間が贅沢”です」との答え。
それは、8年間アイドルとして駆け抜けてきた人こその贅沢かもしれない。