表紙カレンダー Vol.105

「ときめいたり、切なくなったり」25歳の福原 遥が語る、愛に溢れた人間観

2023年春に完結した朝ドラ『舞いあがれ!』で主演も務めた、女優・福原 遥さんをお連れして、六本木の薪焼きフレンチへ。

そこで語られた、25歳の彼女の人間観・仕事観とは?

国民的女優へと成長を遂げた福原 遥に聞く、モチベーションの源

六本木はミッドタウン側に行くことが多い福原さん。交差点を挟んだ反対側は少々怖かったというが、同店を訪れ「このような品のあるお店を開拓したい」と意識が変わった


六本木の路地裏がまるで映画のロケ地のように見えた。全身黒のシックな装いを、その美貌で格別に華やかにする福原 遥さんが立っていたからだ。

清純な印象のある彼女に港区特集は意外かもしれないが、現事務所は港区。8年前からなじみ深いエリアとなった。

「5年前までは事務所でレッスンがあったので、その帰りにマネージャーさんと六本木で食事することが多かったです。

いまでも、ミッドタウンに入っているお店や、事務所の方にオススメしてもらった焼肉店に行きますよ」

美味しい肉に目がなく、仲の良い広瀬すずさんと会う時も肉系が多いとか。

「いつも私に合わせてくれてお肉。大好物の焼肉はもちろん、馬刺しを一緒に食べたことも。個室じゃない時もあります」

この日のようなフレンチは初訪問。

「クリスマスにこういう場所へ来れたらいいですね」と話したあと「いつかは、結婚記念日で来るのも素敵ですよね。めっちゃ先の話(笑)」と自分にツッコミを入れていた。その笑顔のなんと可愛いことか。

10歳でデビューし、11歳で子ども向け料理番組『クッキングアイドル アイ!マイ!まいん!』の主人公として早くも知名度を全国に広げた福原さん。10代後半からはドラマや映画の主演も増えた。

さらに連続テレビ小説『舞いあがれ!』のヒロインに抜擢されたことも記憶に新しい。

いまや押しも押されぬ実力派にして、笑顔が絶えず健やか。真っ直ぐな人柄を築いたのは、環境の影響もあったのだろうか?

「まいんちゃんが初めての大きなお仕事だったんですけど、スタッフさんとは家族みたいな温かい関係で、優しい現場が自分を育ててくれたと思っています。愛をいっぱいいただいて。

朝ドラの現場もそうでした。それがあって、いまを楽しく過ごせています」

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