表紙カレンダー Vol.105

「ときめいたり、切なくなったり」25歳の福原 遥が語る、愛に溢れた人間観

「心の温かさは常に大事にしていたい」


好きな言葉の答えは“愛”。心の豊かさに必要なものを聞いた時の答えも、「愛です。あと食(笑)」。

福原さんの会話には、“愛”がよく出てくる。


「お互いを大切に思う関係性が好きです。人には愛情という気持ちがあるから、心が動いたり、ときめいたり、切なくなったり、いろんな感情が出てくるはずで、心の温かさは常に大事にしていたい。

現場での楽しい会話なども含め、人との距離が近い方が幸せを感じます。主演作でも気負わず、誰もが安心できる優しい空間になればいいなと思っています」

25歳で精神の安定は思慮深い大人のレベル。しかし、自身では大人になりきれていないとよく思うらしい。

「19歳ぐらいから止まっている感じです。でも、まだ大人になれないんだと開き直っています。無理に背伸びせず、もう少しこのまま楽しんでいこうって」

19歳で止まっているのはなぜか?

「大人の世界をいろいろ見させてもらって、吸収してからは一緒な感覚があります。

高校を卒業して、このお仕事一本でいく覚悟や、どういう風にこのお仕事をしていきたいかをすごく考え、話し合った時期。いろんな方とお話しさせてもらったあの頃、視野が広くなった気がします」

実は、学生時代はこの道一本で行くかはっきりしていなかったとか。

「高校2年ぐらいまで、この業界に残る選択肢があまり見えていなくて、ヘアメイクさんとかも憧れましたし、何の道へ進もうかずっと考えていました。

その頃にいまの事務所の方に出会って、“一緒にお仕事したい”と思ってから、覚悟がつきました。

このチームだから頑張りたいと常に思って、朝ドラの主演が決まった時も、私は号泣して、みんなでハグして喜び合いました。事務所に入った時、そこを目指して頑張ろうと、みんなで目標を立てていたので」

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