やっぱり、ホテルが好き。 Vol.22

新しき「The Okura Tokyo(ホテルオークラ東京)」で優雅なステイを

1962年、世界の一流ホテルに並ぶ格式と心地良さをそなえる、日本らしいホテルとして創業した「ホテルオークラ東京」。

2015年に建て替えのためいったん幕をおろし、2019年に「The Okura Tokyo」として再スタートをきった。

本館解体後に誕生したのは、それぞれ異なるテーマの客室が入る「オークラ プレステージタワー」と「オークラ ヘリテージウイング」というふたつの棟。

今回は、「オークラ ヘリテージウイング」でのステイの魅力をお伝えしよう。



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メインロビーの「オークラ・ランターン」。“幸運の六角形”は創業時からのシンボル

「オークラ・ランターン」は古墳時代の首飾りをモチーフにした切子玉形。外側のパネルは創業時からのものを再利用している


完全に灯台もと暗しだ。自宅近くの「オークラ東京」。結論を言うと、自分にとって都内ホテル2トップに躍り出た(もう1軒はパレスホテル東京)。

改装後の滞在は初で、「なぜ早く泊まりにこなかった!バカっ!」と帰りのタクシーで思った理由をお伝えしていく。

はじめに伝えたいのが、このホテルは幸運の六角形“亀甲文”がちりばめられていること。

ロビーの「オークラ・ランターン」はもちろん、クルマ寄せの照明など随所に潜むので見つけるのが楽しい。


まさに光のマジック。秋の陽光が縞状に差し込んだ、美しい廊下を歩く

「プレステージタワー」と「ヘリテージウイング」を繋ぐ廊下。季節によって光が差し込む時間が変わり、数分で消えてしまう


メインロビーを出て「ヘリテージウイング」の専用レセプションに向かうと、途中の廊下で不意打ちにときめいた。

秋の陽光が差し込んで斜めの縞状に廊下を飾る。


バルコニー付きが一押しの客室「ヘリテージルーム」。ビジネスデスクも抜群の使いやすさ

60㎡の「ヘリテージルーム(バルコニー付き)」はスチームサウナも用意。バスアメニティは英国のbamford。1泊 151,800円~


六角形と合わせて運気が上昇した気分になって客室に入ると、そこがドンズバ理想の部屋だった。

窓がワイドに連なり眼下は庭園の緑。バスタブも窓際だ。


開放感溢れるバルコニーで、ウェルカムドリンクを楽しむ

チェックイン後にバルコニーでいただくのはウェルカムドリンクの冷茶とお茶菓子。庭園を望み、蝶々が飛ぶのも見えた


イスとテーブルを置くバルコニーは驚くほど広く、幅5m以上はあるだろう。

冷蔵庫の飲み物がフリーなのも嬉しく、秋風を感じながらバルコニーでビールを飲むだけで満たされる。


開けてびっくり!“メイドインジャパン”のプレゼントが詰まった、嬉しい玉手箱

ホテル特製巾着の他、着色抜染の手ぬぐい、扇子、紙風船が入った玉手箱はヘリテージウイング宿泊者へのプレゼント


巾着や紙風船などのプレゼントが詰まった玉手箱、全室にある「THREE」の基礎化粧品など細部までハイセンス。


東京の絶景を望むクラブラウンジ。ホテル特製ワイングラスでシャンパンを愉しむ

クラブラウンジは「プレステージタワー」37階にあり東京湾や東京タワーを望む。この日のシャンパンはランソンだった


クラブラウンジのディティールも小粋である。

ワイングラスがホテル特注のオーストリア製で、黒服のサービスマンが絶妙なタイミングで注いでくれるのが流石だ。

この瞬間の優雅さが他のホテルのラウンジとひと味違う。


伝統のフレンチトーストが絶品!カトラリーは「クリストフル」で優雅な朝食を

「ヘリテージウイング」5階のフランス料理『ヌーヴェル・エポック』では朝食も提供。名物のフレンチトーストは3,700円


朝食は『ヌーヴェル・エポック』でフレンチトーストを。写真を1枚も撮らず熱々を食べるために再訪を決意した。

何より朝からエレガントな空間に身をおくと1日が煌めく。


「オークラ庭園」で癒しの散歩。マイナスイオンを浴びてリフレッシュ

約2万6,000㎡の敷地は半分以上が庭園。3つの坂に囲まれ、高低差約19mの傾斜を活かした庭は季節ごとに表情を変える


食後に散歩した庭では蜂が花の蜜を吸う様子を目撃。こんな大都会があるなんて。

なお、秘密の宿泊者特権もあり、泊まればその奥深さに惚れてしまう。

■施設概要
施設名:オークラ東京
住所:港区虎ノ門2-10-4
TEL:03-3582-0111
料金:1泊1室 88,550円~

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