表紙カレンダー Vol.103

「ダメな部分や弱い部分も肯定したい」広瀬アリスが語る、充電期間が彼女にもたらした変化とは

「自分の機嫌を自分で取れる。私もそんな人になりたいです」


立ち止まる勇気を持てた人は、冷静に自分を見つめることができるようになる。

来年、広瀬さんは30歳という節目を迎えるが、きっとしなやかに進んでいくのだろう。彼女は言う。

最後にメロンとココナッツを使った季節限定の「パフェジュエル」(1,800円)をひと口食べて、思わずうっとり。「一日の締めくくりにこんなに素敵なのがいただけたらリッチな気分になって、疲れも吹き飛んでしまいそう!」


「自分のダメな部分や弱い部分、できない部分も肯定して、ときどき自分自身にご褒美をあげながら楽しく暮らしていきたい。

私の母がまさにそういう感じで。もうすぐ還暦を迎えるにもかかわらず、ひとりで海外にも行ってしまうような。自分の機嫌を自分で取れる。私もそんな人になりたいです」

30歳の自分はもっと大人になっているはずだったという。

「トレンチコートを素敵に着こなして、ストレートの髪を風になびかせながら颯爽と歩くような。でも、私自身はパーカーにポニーテールから抜け出せない。ハイブランドのバッグを持っていても気恥ずかしさの方が勝ってしまう」と広瀬さんは照れたように笑ったが、驕らず、素直な彼女は清々しくて惚れぼれする。

最後にこの10月からスタートした主演ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』の話を振ると、彼女は「もう大変なんですよ〜」と笑いを交えながら訴えてきた。

「私が演じるのはアラサーながら一念発起して大学生になった女性。

共演する俳優さんは20代前半の方が多いのですが、体力が違うんです。カット数を重ねて現場の空気が盛り上がってきたときに私だけへたばっているの(笑)。

なので、お弁当を持参したり、ちゃんと作れないときには、玄米とか、咀嚼する食べ物とか、1品だけでも用意したりして、コンディションの維持に努めています」

体の声に敏感になり、サインには素直に従う。それもまたスムーズに生きるための術。

トンネルを抜けてくすみのない広瀬さんが教えてくれた。

■プロフィール
広瀬アリス 1994年生まれ。静岡県出身。2008年に俳優としてデビュー。今年は大河ドラマ『どうする家康』にて二代将軍・秀忠の母を演じたほか、10月期のドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系列、火曜22:00~)に主演。TOKYO FMでラジオパーソナリティも務めている。

■衣装
トップス 35,200円、スカート 59,400円〈ともにMame Kurogouchi/マメ クロゴウチ オンラインストア URL:http://www.mamekurogouchi.com〉、ピアス 451,000円、ネックレス 1,045,000円、2ラインリング 550,000円、リング 220,000円〈すべてMESSIKA/MESSIKA JAPAN TEL:03-5946-8299〉


▶このほか:「自分の機嫌は自分で取る」20歳の女優・桜田ひよりが魅せた、かっこいい大人な一面



東京カレンダー最新号では、広瀬アリスさんのインタビュー全文をお読みいただけます。
東カレに語ってくれた、広瀬さんが感じた自身の俳優としての変化とは?

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