本連載では、多種多様なカルチャーが息づく「東京」の中から、1つのエリアに焦点を当て、そこを拠点とする女性の生態を探る。
彼女たちはどんな日常を送り、どのような出会いを求めているのだろうか?
今回登場いただいたのは、“西麻布女子”のK.Kさん(29歳)。「東カレデート」の会員であり、食・酒・仕事に情熱を燃やす、バリキャリ女子だ。
西麻布まで歩いてわずか10歩のところにマンションを購入し、快適な港区ライフを謳歌している彼女の生態とは?
取材・文/和栗 恵
▶前回:「浮気は基本NGだけど…」○○だけなら許すかも、と語る恵比寿美女29歳の壮絶な恋愛経験
西麻布女子・K.Kさんのプロフィール
南青山出身の29歳。父はインドネシア人、母は日本人。華やかな見た目とは裏腹に、東京理科大卒というギャップを持つ女性だ。
多いときには、年間140回以上食事会をしているという彼女の男性のタイプや、恋愛事情とは?
「商社マンは○○で、外コンは○○な男性が多い」年に140回以上食事会をする港区女子の分析とは
―― お仕事は何をされているのでしょうか?
今は大手IT企業で営業職として働いています。
大卒で大手広告代理店に入社したんですが、ネット広告を扱う部署だったためか、仕事がオペレーショナル過ぎて転職。
営業職に移ったことで、自分の理想の仕事に近づきました。自社のプロダクトを売ることが目的ですが、それ以外はけっこう自由にやらせてもらえるんですよ。
お客様が抱える経営や組織、人材、業務プロセスといった課題に対し、社内外のさまざまなツテを使って提案を行わせていただいたりしています。
―― やりがいを感じていますか?
やりがいはありますが、営業職である以上、最終的には自社製品を売ることが求められるわけで…。
でも、お客様のことを思えば、コレという打ち手が決まってないほうがいいんじゃないかな、とも思ってしまうんです。
なので今後は、お客様の課題に対して、もっと自由な解決方法を提案できる仕事に転職する予定です。
―― 食事会が好きで、年間140回以上開催することもあると伺いましたが…ご自身が幹事をしたんですか?
7~8割は、自分で仕切っていましたね。夕方~夜、夜~深夜、深夜~朝までとかの3部構成にして、各部違う人を集めて食事会をしたこともあります。
なんていうか、場を回せることが気持ちよくて(笑)。最後のほうは「業者かよ!」って自分で自分にツッコミを入れてました。
30万円くらいのエアビーを借りたり、船をチャーターしたり、バブル期のような食事会も開いていました。女の子に満足してもらうためには、シチュエーションにこだわったり、コンテンツ力を高めたりしないとダメなので…(笑)。
―― どういう職業の男性たちと食事会をしていたんですか?
マスコミ関係の方が特に多かったですね。広告マン、商社マン、外資系コンサルなどいろんな方と食事会をしていました。
それぞれの業界によって、男性の特性があるんですよ。
商社マンは、羽振りがよさそうに見えて…
またはアプリでコイン購入をすると読めます