
坂の途中に立つ一軒家は、1階がガレージになっており、階段を上って入口へ
奥に幅が広いカウンターなので、リラックスできる。お店の入口付近では日本酒や調味料を販売しておりこだわりのアイテムがそろう
オーナーの柴田さんとシェフの五嶋さん。ふたりの息のあったコンビネーションも見もの
ペアリング例。上の組み合わせはスイカを使った「氷室」とガス感のある「楽器正宗 純醸」純米酒。下は鱧を使った「磯遊び」とキリッとした「神雷 純米 八反錦(白ラベル)」
焼とうもろこしの濃厚な甘さを爽やかな米の旨みで下支え
優しい桃の甘さと透明感のある純米吟醸がマッチ
個性溢れる強い味同士によるクセになる組み合わせ
杉玉のあるテラスを横目にお店に入れば、窓も大きく開放的
ショーケースの前では、ゲストたちがあれやこれやと日本酒を選ぶ。もちろん、スタッフに相談も可能で、常に賑やか
注ぐ量も自分次第。90mlの線がある酒器もあるのでそれを目安に
「のいえ」は「◯◯の家」の意味。もうひとつの実家のようにアットホームに過ごしてほしいという意味がある。カウンター席も人気
木戸泉酒造の「アフス」が使われるカクテル「アラスカ」1,650円。富士に見立てたアイスが美しい。繊細な味わいを守るため、日本酒を使うすべてのカクテルはシェイクせずに作られる
バーテンダーの陰山翔吾さんは兵庫県出身。地元でバーテンダーをしていたが、東京で南雲さんのカクテルに出合い、衝撃を受けて上京を決意。彼の門を叩いたという
農口尚彦研究所五百万石×エイヒレウォッカ
権化どぶろく×カモミールウォッカ
鹿児島の芋焼酎「大和桜」と玉露ジンを掛け合わせた「枯山水」1,760円。お茶の香りと旨みに芋の甘みが掛け算となって、舌の上で華やかに躍る。日本庭園を模したプレゼンテーションにも魅せられる
カウンターに加え、テーブル席もある店内は、エキゾチックなお香の香りが満ちる静寂の空間
水戸街道から一本入った通称“江戸通り”の裏手というロケーション
スワッグが吊り下げられた店内は、まるでカフェのような雰囲気
こちらが、シグネチャーラベル「ハナグモリ」ボトル 2,178円。注ぐと、その粘度の高さに驚き、飲めば優しい酸味とほのかな甘みを感じる。確かな舌触りが残る、新感覚の一杯
お洒落なスタッフも多く、スタイリッシュな雰囲気に一役買っている
和服姿で接客してくれる、女将であり、唎酒師の谷口真理子さんの豊富な知識もまた、初心者には心強い
「八寸」。すべて「旬を楽しむおまかせコース」(9,000円)より
「東京ミッドタウン八重洲」の飲食フロアには、人気店が集結。その中でも『酛TOKYO』の佇まいは、しっぽりとした雰囲気で大人が集うのにちょうどいい
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