「喉から手が出るほど、欲しい――」
高級ジュエリーに、有名ブランドのバッグ。
その輝きは、いつの時代も人を魅了する。
しかし誰もが欲しがるハイブランド品は、昨今かなりの品薄状態だ。
今日もショップの前には「欲しい」女性たちが列をなし、在庫状況に目を光らせている。
人呼んで「ハイブラパトローラー」。
これは、憧れの一級品に心を燃やす女性たちのドラマである。
▶前回:尽くしたがりの彼がなぜ急変?海外出張に行き2週間後「既読スルー」するようになったワケ
日系コンサル退職予定・ゆり(30)
わたしの幸せ【タサキ バランス ネオ ペンダント】
― よし、資料完成!月曜朝イチでクライアントに出せれば、トラブルの火消しは完了!
土曜日の朝。
ゆりは1人暮らしのマンションで仕事を片付け、ため息をつく。
― はあ…こんなに働いたら、また隆夫から「ブラック企業だね」なんて言われちゃうかな。
ゆりは、婚約者の隆......
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この記事へのコメント
隆夫の友達が一番ムリ。
あと互いの両親の前でお前って言う隆夫もマジでムリ。
それにしても、群馬に住んでる人達はこんなに価値観アップデート出来てないと言うか、おかしな人間なのか?友人の彼女にタバコの火を付けさせるとか、嫁の働き口を勝手に決めるとか。
ヤバくね?
まぁ、ゆり母はまともかなとも思うけど、両家顔合わせにパールをジャラジャラ付けて浮かれた娘を注意しなかったからなぁ。やっぱり全員おかしい。