2023.09.10
東京リアル女子図鑑 Vol.9本連載では、多種多様なカルチャーが息づく「東京」の中から、1つのエリアに焦点を当て、そこを拠点とする女性の生態を探る。
彼女たちはどんな日常を送り、どのような出会いを求めているのだろうか?
今回登場いただいたのは、職場があることから、丸の内エリアを拠点としているU.Mさん。
外資系企業に勤務するしっかり者のバリキャリ女子がゆえに、恋愛では男性に甘えられないことが悩みだという。
そんな彼女の価値観やライフスタイルを、さっそく覗かせていただこう。
取材・文/和栗 恵
▶前回:元同僚と結婚するも4年で離婚。麻布十番在住・起業家美女が許せなかった旦那の行動とは?
丸の内女子・U.Mさんのプロフィール
中国地方に生まれ、大学進学時に上京し、MARCHに進学。金融関係の職に就くも、キャリアアップを目指して転職。
現在は外資系企業で、人事を担うバリキャリ女子だ。
「美味しいものが大好き」と語るU.Mさんは、衣食住の「食」を充実させるために余念がないという。
「誰かの役に立つことが大好き」と語る献身的な丸の内美女が、よく訪れる憩いの場は?
―― U.Mさんを魅了する丸の内エリアとは?
今の会社が丸の内にあるのですが、転職する前から大好きな街。落ち着いた雰囲気が好きです。
丸の内って、デイタイムとナイトタイム、それぞれに魅力があるんです。
昼間は、オフィスビルと皇居の緑が融合した、他にはない景観を見ることができるし、夜は東京駅や高層ビルの夜景が美しい。
どこもかしこもきれいで、ゴチャゴチャしている部分がない。この「隙のなさ」が何よりの魅力だと思っています。
若い頃はそれこそ、渋谷などゴチャゴチャした街にも遊びに行きましたが…年齢的に落ち着いてきたのかもしれません。
―― 丸の内では、どこに行くことが多いですか?
「パレスホテル」の『ザ パレス ラウンジ』や、「東京ステーションホテル」の『ロビーラウンジ』が気に入っています。
ランチを食べた後にラウンジに移動して、おいしいお茶とスイーツを嗜むのが定番。「パレスホテル」も「東京ステーションホテル」も、いつ足を運んでも間違いのない味でもてなしていただけます。
食事で訪れることが多いのは、仲通りにある『GARB Tokyo』。店内がとてもオシャレで雰囲気がよく、ランチもディナーも充実しています。
カリフォルニア発のピッツェリア『A16 TOKYO』もお気に入り。ワインが充実していて、美味しく楽しい時間を過ごすことができます。
どちらのレストランも、窓からの眺めが良いことも魅力の1つ。オフィス街とは思えない開放感が味わえるところが好きです。
―― お仕事は何をされているのでしょうか?
外資系企業の人事部で勤務している、いわゆる「丸の内OL」です。
実は、これまでに2度転職を経験しているんですよ。営業職、企画職、マーケティング職とさまざまな経験を得て、今の仕事に落ち着きました。
―― 転職を決めた理由はなんだったのでしょう?
1つ前の会社は「仕事第一!」という印象の女性が多く、心の中で自分と一線を画している気がしていたんです。
私は、仕事も大切だけど家庭もしっかり守りたいタイプ。仕事だけに情熱を傾けるのではなく、あれもこれも欲張りに手に入れたいんです。そのため、そこで働き続けるという未来が見えてこなかったことが、転職した大きな理由でした。
今の会社は、たまたま同様のキャリアを持つ友人から「いい会社があるよ」と聞き、ダメ元で受けたところ採用してもらえたんです。
心に余裕のある方が多いのか、公私のバランスがとれている職場で、転職して良かったなと心から感じています。
―― やりがいは感じている?
もちろんです。
誰かのためになることが好きで、これまでも男子バレー部のマネージャーになるなど、“縁の下の力持ち”的に行動することが多かった。会社における人事部って、まさにそうした役割だと思っています。
いままでの会社では企業が相手だったので、顔が見えない中でのやりとりが多かったんです。
でも今は人事として身近な人の力になれるし、仕事をした分だけ認めてもらえるので「がんばろう!」って心の底から思えます。
―― 仕事で大変なこと、それを克服するために努力されていることは?
人事という部署の「あるある」かもしれませんが…
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