平日の真ん中、ウェンズデー。
月曜ほど憂鬱でもないし、金曜ほど晴れやかでもないけれど、火曜とも木曜とも違う日。
ちょっとだけ特別な水曜日に、自分だけの特別な時間を持つ。
それが、アッパー層がひしめく街、東京で生き抜くコツだ。
貴方には、特別な自分だけの“水曜日のルーティン”はありますか?
▶前回:毎週出会いを求めて、アプリ三昧のバツイチ男。待ち合わせで、衝撃を受けたワケ
<水曜日の誇り>
黒田美咲(35):翻訳家
トースターから漂う小麦の香ばしい香りが、遅い朝の光に照らされた2LDKの小さな部屋を満たしていく。
「はぁぁ〜、いい香り…。やっぱリベルテは最高よね」
こんがりと小麦色に色付いていくパンは、昨日の夜、家から程近い『LIBERTÉ PÂTISSERIE BOULANGERI......
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この記事へのコメント
自慢じゃないけどなかなかの美人に見えると自分で思える35歳。 おめでたいよ。
大介を嫌ってる人から聞いた元妻の散財や浮気話もどこまで本当かどうか....
美咲、早くその未練を断ち切ろうよ🥺