外資系アパレル企業で働きつつ起業。MBA取得も目指すバリキャリ美女のタイプの男性は？

毎回登場する美女たちが、出没エリアから過去の恋愛、結婚観などを赤裸々に語る、人気連載「東京リアル女子図鑑」のプロローグ編。

今回は外資系ラグジュアリーブランドの本社で働きながらECサイトを立ち上げ、アクティブな毎日を送るT.Eさんにインタビュー。

麻布十番エリアを拠点とする34歳女子。その価値観とは？


取材・文／和栗 恵

麻布十番女子・T.Eさんのプロフィール

「もんじゃ」で有名な月島の出身で、現在は4年前に購入した麻布十番のマンションで暮らす。

コンサルの仕事を経て、外資系ラグジュアリーブランドに転職。スイーツ好きが高じ、お取り寄せスイーツのECサイトも運営しつつ、休日はMBA取得のために大学院に通う。

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麻布十番に惹かれた理由は「東京タワーが見える場所に住みたかったから」と語るT.Eさん。

さっそく、彼女の魅力に迫ってみよう。

―― T.Eさんが麻布十番エリアに住んでいる理由、魅力は？

麻布十番の部屋を購入し、移り住んでから3年以上。実家は月島で、職場からそれほど遠くはないのですが、通いやすさを考えて麻布十番に引っ越しました。

部屋を選ぶときにこだわったのが「東京タワーが見える部屋」に住むこと。私、スカイツリーより東京タワー派なんですよ。

麻布十番の魅力は、インターナショナルな雰囲気があるのに、下町感もあるところ。普通ならカオスになりそうなのに、麻布十番は程よいバランスの上に成り立っているように思います。

住宅街はすごく静かなのに、商店街から六本木にかけては賑やかなのもいいですね。

また、住宅街にポツッとある名店が多く、開拓しがいがある街でもあります。

―― どこに行くことが多いですか？

スイーツが大好きなので、スイーツ系のお店を巡ることが多いですね。

『茶房 HISAYA LOUNGE 東京麻布十番店』は何を食べてもおいしいのでリピートしています。栗の専門店とうたうだけあり、栗を使ったスイーツが絶品です。

手土産を持って出掛けたいときに行くのは『HUDSON MARKET BAKERS』。

こちらは「THEアメリカン」といった、甘めのスイーツがそろうお店なのですが、百貨店に入っていない麻布十番ならではの味であるところが気に入っています。

それと麻布十番には、『麻布永坂』『総本家更科堀井』『永坂更科布屋太兵衛』と、お蕎麦の有名店が3つあります。

どこも行列になっている人気店で、年末は特にすごい並んでいますね。年越しそばを買って、家で茹でて食べるのを楽しみにしています。

もう一軒、気に入っているのは西麻布の『鮨 海心』。コンサル時代の同僚や上司と出かけたり、母を誘って伺ったりしています。ここのノドグロ、美味しいですよ。

―― 外資系ラグジュアリーブランドで働きながら、起業して、MBA取得まで目指す理由は？

以前はコンサルの仕事をしていたのですが、事業系の会社に行きたかったので転職エージェントを利用して探していたところ、紹介されたのが外資系ラグジュアリーブランドでした。

現在はデータ分析の仕事をしていて、たまにフランス出張もあり、楽しく仕事をさせていただいています。

また、尊敬する大好きな同世代の俳優さんの『30代まだまだこれからだと思った』という言葉に触発されて、もっと挑戦したいと思い、起業を決意。

そこで、スイーツ系ECサイト「with sweets」を立ち上げることになりました。

最初は実店舗を構えるチーズケーキ屋でもやろうかな？なんて思っていたんです。ただ、自分でお店を持つのはリスクが高いので、お取り寄せサイトにシフトしました。

現在は、スイーツインフルエンサーに入っていただき、おすすめの商品だけを集めて販売しています。

MBAは、父親と電話で話をしていたとき、テレビで紹介されていた社外取締役として活躍する女性の話が話題になって。

その方はコンサル業を経験後、起業し、MBAを取得。40代半ばで社外取締役になったという経歴の持ち主らしく、私自身もほとんど同じ職歴だったので、「じゃあ、MBA取るか」と思い立って（笑）。5分で決めました。

早稲田大学院に夜間コースで通い、勉強しています。課題が多く、学ぶことも多いので大変ではありますが、やりがいを感じています。

―― 休みの日は何をして過ごしていますか？

基本、休みはありません。土曜日はMBAの学校に通い、日曜日はECの仕事をしているので、最近はびっくりするくらい人に会っていません。

やりたいことが多すぎて、1日48時間ほしいくらい。

ただ、このまま1人で突っ走ると友だちを失いそうなので、MBAの勉強が終わったら、少し調整したいと思っています。

―― 「東カレデート」を使っているとのことですが、好きな男性の特徴は？

実は…ものすごいメンクイなんです。好みのタイプは系統で言えば、ジャニーズ系のきれいな顔の男性がタイプですね。

人間的には、考え方や生き方が尊敬できる人が好きです。尊敬できる部分があれば、他の欠点をカバーできるじゃないですか。

あ、仕事に全エネルギーを注ぐタイプの人でもOK。仕事が理由で放っておかれても、全然許せちゃいます。

―― これまで男性にされてうれしかったことを教えてください

正直ない…かもしれません。

基本は、私から相手にしてあげちゃうタイプなんです。自分のことは自分でするので、特にしてほしいこともないというか。

あ、男性と道路を歩いていたときのことなんですが、車が来て、ふっと体を寄せられたことがあるんですが、そのときは胸がキュンってしました。

…私の胸キュンポイント、低すぎますか（笑）？

―― 過去の恋愛話で印象に残っていることは？

高校時代から社会人まで10年間、ずっと同じ人に片想いしていたんです。

あとは、離婚した元旦那とのことかな。

…私、実はバツイチなんですよ。


後編＞＞＞10年間片想いした先輩を諦めて、コンサル時代の元同僚と結婚するも4年で離婚。バリキャリ女子が許せなかった旦那の価値観とは？

▶前回：麻布十番好きな美人女医（32歳）。さまざまな医師と付き合った彼女の目下の目標は…