2023.09.12
TOKYO CALENDAR SAUNA CLUB ― トウカレ サウナクラブ ― Vol.1艶やかな大人たちを満たす、極上のサウナをご紹介する本連載。
今回ご紹介するのは、青山に誕生した『Sway』。ナチュラルな色味と曲線が特徴の店内で、温もりを感じることができる。
店名の由来である“ゆらぎ”に癒されよう。
青山の中心に誕生したサウナの“ゆらぎ”に癒される
人がサウナに求めるのは、日常からの逃避とリフレッシュ。とすれば、こちら外苑前の『Sway』は最良の存在だ。店名の意味は、“ゆらぎ”。
「東京の忙しい人たちがひと息つける場所を作りたかった」とオーナーの德丸晃大さん。
その言葉どおり、南青山三丁目交差点という都心の真ん中にありながら、店に足を踏み入れると、一気にその世界観に没入できる。
それも、店内のデザインが秀逸だからこそ。
こちらは、国内外で話題のレストランを手がけるデザインユニット「STUDIO DIG」によるもので、ナチュラルな色味をベースに洞窟のような質感で温もりを演出。
パウダールームやサウナルームには、独自の曲線が目を引く鏡を配置し、撮影スポットとしても人気だとか。
サウナは「奇をてらわずに、しっかり熱くて、ととのうように」と、フィンランド・ミサ社のストーブを使い、90〜95℃で白樺のロウリュ付き。
水風呂で冷えた後、リクライニングチェアに座れば、ここが青山だということを忘れさせてくれる。
写真の「ROOM4」は4名までで、1名利用も2部屋あり。
場所柄、料理人やクリエイターなどのリピーターも多く、彼らの創造力を支える一助となっている。
都会でリフレッシュできる場所を持つことは、デキる大人の嗜み。日常のお供に、ぜひ。