太陽に照らされて、笑顔がキラキラ輝く季節。
夏の恋は、いつだってロマンティックだ。
東京カレンダーのライター陣が1話読み切りでお届けする、夏ならではの特別なラブストーリー。
「夏の恋」が期間限定で復活!あなたにも、夏の恋の思い出がありますか?
▶前回:「まるで家政婦…。でも、結婚できるなら我慢」経営者の彼と付き合う女の本音
梅雨空の想い/一誠(32)
「もう〜、雨マークついてなかったのに!これじゃ撮影がすすまないじゃない!」
突如降り出した土砂降りの雨に向かって、舞花がいまいましげに毒づいた。
「しょうがないだろ、梅雨なんだから…」
俺は思い切り大きなあくびをしながら、天を睨みつけている舞花をたしなめる。
......
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この記事へのコメント
手を握ったのにスルーされたって事は、舞花は前から一誠の気持ちに薄々....気付いてたと思う。