なにわ男子・西畑大吾が醸し出すセンターの品格。“固執しない”意味とは

全員がセンターとして輝ける方がグループとしても強くなれる


自分個人のことよりもグループの未来を最優先する西畑さん。

「僕が先陣を切って宣伝活動をして、それがきっかけでなにわ男子のことを好きになってくれたら本望」と胸中を明かした。

「いつか嵐さんや関ジャニ∞さんのような、誰がセンターになっても輝けるグループに憧れています。自分がセンターにふさわしくないとかではなく、そっちの方が強いから」


西畑さんは尊敬する先輩として二宮和也さんの名前を挙げている。

二宮さんが事務所に入るきっかけで、スマホの待ち受け画面も二宮さんの顔写真にしているというのは有名な話だ。

「人によって持っているアイドル像は違うかもしれませんが、僕の中で二宮くんは神様みたいな存在。

ドラマ『流星の絆』を見て、『なんてカッコいい人なんだ』と釘付けになり、それがきっかけで事務所に履歴書を送りました。今では映画やCMで共演できるようになり、夢のような時間を過ごしています。

連絡先も交換させていただき、“大吾”と名前で呼んでもらえるようになった時は、飛び上がるほど嬉しかったですね。誕生日に二宮くんから“おめでとう”とメールをいただけるだけで幸せな気分に。

“推し”の気持ちは誰よりも分かっているつもりです」

しっかり者で、どんな場所でもみんなから頼られる西畑さん。

しかしあくまでも当の本人は、「俺が引っ張っていく!」というよりも、これからも7人で手を取り合っていきたいというスタンス。

メンバー全員で、夢に向かって模索しながらも突き進んでいくのだろう。

今のなにわ男子が誇る“センター”は、自分の魅せ場よりも、どうやったらメンバーや後輩が輝いていけるかを常に考えている。だからこそ、彼らのこれからが楽しみでたまらない。

「自分たちが先輩にしてもらったことをそのまま下に引き継いでいるだけです」と西畑さんは至ってクールに締めた。「夢は口に出せば必ず叶う」と。

自らが体現していく決意と覚悟がはっきりと感じられた。

■プロフィール
西畑大吾 1997年生まれ。大阪府出身。2011年にジャニーズ事務所に入所し、2021年になにわ男子として『初恋LOVE(うぶらぶ)』でデビューを果たす。8月26、27日の『24時間テレビ46』(日本テレビ系)ではグループでメインパーソナリティを務める


▶このほか:「アフレコ中、辛くて涙が止まらず…」梶 裕貴がそれでも“声優でよかった”と思える理由



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