ただ時間を知りたいだけなら、スマホやスマートウォッチでいい。
女性がわざわざ高級時計を身につけるのには、特別な理由がある。
ワンランク上の大人の自分にしてくれる存在だったり、お守り的な意味があったりする。
ようやく手にした時計は、まさに「運命の1本」といえる。
これは、そんな「運命の時計」を手に入れた女たちの物語。
▶前回:夫へのイライラが止まらない。出産後、彼の言動が許せなくなった妻は家を出て行き…
Vol.8 隣の芝は青く見えるけど…。
ヴァン クリーフ&アーペル/スウィート アルハンブラ ウォッチ
「あら?咲子、その時計買ったの?」
茉莉奈は、ママ友の咲子が見たことのない腕時計をしていることに気がついた。
水曜日。表参道のカフェ『フィガロ』で、2人は子どもの水泳教室の間の時間を潰している。
「あ、うん。夫がね」
咲子は何気ない様子で答えた。
時計は......
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この記事へのコメント
咲子さんは娘ちゃんを私立に入れた矢先に長崎の実家に引っ越すとか苦渋の決断だったよなぁ🥺
ずっと薄っぺらい会話だったんだな。