やっぱり、ホテルが好き。 Vol.17

圧倒的なエレガンスを体感できる「ブルガリ ホテル」が日本初上陸!

2023年4月4日、謎に包まれていた「ブルガリ ホテル 東京」が、「東京ミッドタウン八重洲」についにオープンした。

日本初上陸であり、世界で8番目のブルガリ ホテルズ & リゾーツ コレクション。

卓越したエレガンスを体現するその空間は、大人の美意識を高め、仕事へのモチベーションも上げる。

装いを整えて向かい、セレブリティからも愛される世界観に酔いしれてみては?


セレブリティの写真たちが並ぶ、エレガンスな廊下が意識を高める

40階の最初の廊下は、左にモザイクタイル、右に50~60年代にブルガリ本店前で撮られたセレブの写真が飾られている


ブルガリのフレグランスが香るエレベーターに乗って降りるは40階。まだアプローチなのに壁のモザイクタイルに惚れ惚れとして足を止めてしまう。

上海以来2軒目。私的テーマは各所を彩るタイルを愛でることだ。

北イタリアから送られたタイルを日本の職人たちがはめ込み、その卓越した技術にブルガリ側も感嘆したとか。


宿泊者のみが見られる景色。憧れの「オクト」を彷彿とさせる八角形の時計

人気の「オクト」を思わせる壁掛け時計。コンシェルジュデスク前にて


そんな廊下を進むと孔雀紋の自動扉が開き光が差し込む。目に入るのはローマのブルガリ本店と同じ装飾のアーチである。

「圧巻の空間に見合うのは一体誰?」と想像するが、例えばアン・ハサウェイ。

オープニングパーティに現れた彼女がミニドレスで館内を歩く様子はブルガリの精神“Dolce Vita(甘い生活)”そのもの。

我々も同じ場所を歩いてダイニングやバーを楽しめるのだから、ホテルは夢がある。


イタリアと和が融合された空間は、邸宅の居心地。東京の絶景を望む客室

あたたかみのあるオレンジを基調とする客室は「靴を脱ぐ」こともテーマのひとつ。東京湾や隅田川を望む絶景


客室はすべて51㎡以上。竹籠の一輪挿しなど和工芸とイタリアンブランドの家具が融合し、窓の外は東京の絶景だ。

同ホテルの上海にて歴代最高のベッドを体感したが東京も個性が際立つ。

仰向けに寝ると視線の先は高く丸みを帯びた天井。「一日の最後に見る光景は何も邪魔しない天井がいい」というデザイナーの意図があり、塗料を5層に塗り重ねることで光を回している。

天井とふわっふわのシーツ双方に天国感があり、そこに挟まれ眠りに落ちる幸せたるや。


木製カバナでリラックス。三方が全面ガラス張りの光差し込むプール

ヴィチェンツァ石の柱がそびえ立つ優雅なプール。プールの周りにあるデイベッドや木製カバナで寛ぐ時間も至福だ


宿泊の醍醐味は1,000㎡ものスパの利用にもあり。

40階にある開放的な25mプールには、壮麗なエメラルドグリーンのタイルが張られ、それだけでも大満足だが、一番拝みたいのはジャグジーの壁。


モザイクタイルが美しいジャグジー。溢れだすお湯を優雅に演出

ジャグジーを囲むモザイクの壁は、ブルガリのジュエリー「ディーヴァドリーム」コレクションのデザインにも通ずる


古代ローマのカラカラ浴場を想起させるモザイクタイルにBVLGARIと彫られた巨大な板がはめられ、そこから湯が溢れだす。

まさに浸かるジュエリー。


地上45階にある天空のバーはビジター可。夏は豊かな緑と風を感じるテラスへ

地中海の庭園をテーマにした広大な屋上テラスを備える『ブルガリ バー』。夏には窓を全開にして屋内外が繋げられる


さらにバーでは庭園が描かれたモザイクタイルの麗しさに感嘆。


柑橘が心地よいシグネチャーカクテルと、外国人スタッフの本場感に酔う

イタリア産リキュールのアぺロールを使ったクラシックな「ブルガリ シグネチャーカクテル」は食前酒に最適。2,800円


宝石のようなホテルへの初期体験は、そのカウンターがいちおしだ。

今月の『東京カレンダー』は「奥目黒の磁力」特集。前号の「目黒」特集に引き続き、目黒の魅力をさらに深掘り。

東カレの推しエリア「目黒」の奥地を知れば、東京はもっと面白くなる!

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