やっぱり、ホテルが好き。 Vol.16

美しい夜景を眺めながらととのう。クラブフロアでのおこもりステイならこのホテルへ!

少し奮発してでも体験したい大人の遊びのひとつが、ホテルのクラブフロアでのおこもりステイ。

都内ラグジュアリーホテルのなかでも、「ザ・リッツ・カールトン東京」のクラブフロアは多彩なサービスで評判が高い。

クラブラウンジは都内で最も高い場所に。ついラウンジに長居してしまう人が多い理由と、滞在中の醍醐味をご紹介!


チェックイン時には、ウェルカムドリンクで季節の味が楽しめる

3月下旬、ラウンジで最初に提供されたのは桜のドリンク。手摘みの桜の花と葉を使用している(内容は季節ごとに変更)


クラブフロアに宿泊するゲストのチェックインは、53階のクラブラウンジで行う。

眼下は六本木ヒルズにはじまる港区の街並みで、渋谷から新宿までも見渡せる。地上248m。物理的にも気分的にも“アガる”と言わざるをえない。

夢心地なところに差し出されたのは、ホテルのロゴが入った桜のドリンクのボトル。贅沢にもラウンジのためだけに季節ごとのボトルを製作しているとか。


3種のケーキやスコーンなど、人気のアフタヌーンティーも

45階『ザ・ロビーラウンジ』で人気のアフタヌーンティーと同じものをいただける。セイボリーにシャンパンが進む


次にアフタヌーンティーが登場し、フリーでいただけるドリンクにはシャンパンや「獺祭」のスパークリングも含まれ、チェックインだけで満足度が急上昇だ。

聞けばラウンジ営業中(7〜22時)、ずっと同じ品ぞろえのお酒を提供するとか。朝はお酒を並べないホテルが大半のなか、大盤振る舞い。

朝食にシャンパンを合わせるバカンスみたいな時間も楽しめる。フードプレゼンテーションも計5回と多い。

また、ラウンジの客層が押し並べて品がよく身なりも綺麗。海外からのビジネスパーソンの隣で、自分も「スマートな大人にならねば」と背筋が伸びた。


ラグジュアリーな52階の客室。バスアメニティーは全室ディプティック

ベッドヘッドの西陣織や組子の装飾が美しい「クラブ デラックス ルーム」(52㎡)。1泊2名 191,800円(参考価格)


90分後、やっと52階の客室へ。

こちらも抜群の眺望で、晴れてきた青い空に新海 誠監督のアニメを思い出す。


クラブフロア限定ギフトのチョコレートは、ホテルオリジナル

ウェルカムスイーツのホテルオリジナルチョコレート。全室共通として「ヨックモック」のシガールもお茶菓子に用意


卓上にはクラブフロア限定のチョコレートのギフトがあり、あまりの美味しさに同じものを手土産に買うと決めた。


サウナと絶景ジャグジーを堪能。ふかふかのととのい椅子が最高

46階のスパ「ヒートエクスペリエンス」には、男女ともに2種のサウナと水風呂、ホットバスを用意。終日利用 6,380円


夜に行ったサウナで特筆すべきは、ラグジュアリーホテルには珍しく水風呂周辺にリラクシングチェアがあること。

窓の外は東京の夜景であるし、これは日本最高峰のととのい椅子だ。


「ESPA」のボディオイルで、香りに癒される

ターンダウンの際に置かれる「ESPA」のボディオイルとチョコレート。オイルは浴槽に数滴落としてもいい香りがする


客室に戻るとターンダウンが終わっていて、枕元にはクラブフロア限定の「ESPA」のボディオイルが。

癒しの香りに肌を包み熟睡した。


チェックアウト時には、クラブラウンジで最後の食事を

クラブラウンジで11時半から提供する軽食。おいなりさんや『ひのきざか』で作った鶏の旨煮が並び昼食としても十分


翌昼、チェックアウトのためラウンジへ行くと、最後に軽食も出してくれるという。さらにクラブフロア限定の紅茶缶をプレゼントされた。

帰る寸前まで喜びポイントが連打される。やはりこのホテルはクラブフロアに泊まるのが大正解だ。

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