超訳YouTube~大人の教養講座~ Vol.1

ちょっと待った!家が欲しいと思ったら、物件を見に行く前に絶対にやるべきこと7選!

問題は、下記の3つに集約される。

1. 縦割り構造
2. 業者都合の提案
3. 購入フロー


それぞれについて以下詳しくみていく。

1. 縦割り構造について:選ぶ物件種目によって不動産会社が変わる?


不動産業界といっても様々な分野がある。

そもそも賃貸と売買は別だし、戸建てとマンションも取り扱っている業者が違う。

それぞれの分野の担当が、それぞれの分野の不動産を取り扱っているのが現状だ。

対して、家を買おうと思う人は、そもそも賃貸の方が良いのか持ち家のほうが良いのか。

持ち家といっても戸建てかマンションか、マンションでも新築か中古かを全て並列に検討する。

その場合、それぞれの業者に足を運ぶ必要がある。

だが、実際は面倒なので戸建てやマンションなど、物件種目を最初から決め打ちして内見する人が多い。

本当は、別の選択肢の方が自分のプランには合っている場合もあるが、そのような提案をしてくれる不動産業者は、ほぼいない。

これが、縦割り構造の問題だ

2. 業者都合の提案について:どの業者も『自分たちが売りたい物件』を『買ってもらう』営業内容になっている


「業者都合の提案になりがち」という問題は、前述した「不動産業者の縦割り構造」と表裏一体。

例えば新築マンションのギャラリーに足を運んだときに、別の新築マンションや中古マンション、戸建てを紹介されることはない。

中古物件の場合は、レインズという不動産会社共通のサイトがあり、ほぼ全ての物件がそこに登録されているので「業者都合の提案が起こらないのでは」と考える人もいるかもしれないが、実態は違う(この話は後述する)。


要は、どの業者も『自分たちが売りたい物件』を『買ってもらう』営業内容になっている。

どんなに誠実な担当者であってもそうなってしまうのが、今の不動産業者の実情だ。

そもそも、自分たちの提供している物件以外の情報や知識までは持ち合わせていない営業が多い。

とはいっても、巨大な不動産業界の問題を解決するには、時間がかかる。

後悔しない物件選びをするためには、消費者側が賢くなるのが早い

では、どうしたら賢い消費者になれるのか。

実際に、本やネットの情報もその記事を書いている人によって、自分都合の情報を発信している場合が多いので、どれが『正しい情報』で『自分に合った情報』なのかを判断するのは難しい。

そこで、まずは不動産購入のフローを見直すことをお勧めする。

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