「ホテル雅叙園東京」の離れで、非日常デート！隠れ家イタリアン『リストランテカノビアーノ』[東京カレンダー

目黒の「ホテル雅叙園東京」にある隠れ家イタリアン『RISTORANTE “CANOVIANO”』。

都心にいることを忘れてしまうような、小鳥がさえずる心地良い空間とテラス席は、ランチデートに最適だ！

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ホテルの離れに、イタリアにいると錯覚させる洗練空間と爽やかなテラス席が…

ホテルのクルマ寄せの隣に、ツタが茂る石壁に沿って坂道が伸びている。途中の門に書かれているのは“RISTORANTE CANOVIANO”の文字。

そこは2017年に十分な広さをもってホテルの離れに開業したリストランテだ。

腕を振るうシェフは日本のイタリアンを牽引したひとりである植竹隆政さん。

クラシックなデザインながらブルーの壁で明るさも感じられる店内。店内でのデートであればアーチの中のテーブル席がいちおしだ

店内に入るとイタリアを感じさせる洗練空間が広がる。

天井はステンドグラスで、壁には中世ヨーロッパの絵画。

目の前に水が張られたテラス席。周囲は木々が茂り、東京とは思えない風情がある。デザートタイムにテラスに移動という手もあり

天気が良ければ水と緑に囲まれたテラス席も気持ちがよい。

この逸品を食べるために訪れる価値がある

「豚のローストマッシュルームソース」。水で煮てオイルだけで伸ばした長谷川農産のマッシュルームが豚と好相性

海外気分に浸りスプマンテで乾杯していただくのは前菜、パスタ、メインからなるランチコース。

そのうちの一品、植竹シェフが29年間毎日作り続けるシグネチャー「北海道産シマ海老とカラスミの冷製カペッリーニ」は、特に印象づけられるひと皿だ。

「北海道産シマ海老とカラスミの冷製カペッリーニ」。2品とも日本の食材をいかすため、ヴェローナの繊細なオリーブオイルで仕上げる。昼のコース 6,050円～（サ別）

追熟したフルーツトマトの甘みが海の幸と出合い、泡酒との相性も完璧。

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爽やかな初夏の風を感じながらそんなランチに興ずれば、目黒の新たな魅力に開眼して、この街でゆったり午後を過ごしたくなるだろう。

原宿『パスタパスタ』開業メンバーとして活躍後、単身でイタリアに渡る。

帰国後『ビゴロッソ』の料理長を経て、1999年代官山に『RISTORANTE “CANOVIANO”』を開業。2017年、同店を「ホテル雅叙園東京」に移転。

■店舗概要
店名：RISTORANTE “CANOVIANO”
住所：目黒区下目黒1-8-1 ホテル雅叙園東京内
営業時間：【月～金】ランチ 11:30～（L.O.14:30）
　　　　　　　　　　ディナー 17:30～（L.O.21:30）
　　　　　【土・日・祝】ランチ 11:30～（L.O.15:00）
　　　　　　　　　　　　ディナー 17:30～（L.O.21:30）
定休日：無休
席数：テーブル66席、個室1（10名）、テラス24席

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