表紙カレンダー Vol.95

「“男性と一緒に”という発想がない」田中みな実が目黒のレストランで語った覚悟

“あざとい”キャラで一世を風靡し、その美しさとストレートな物言いで、モデル・タレントとして唯一無二の存在感を放つ、田中みな実さん。

俳優としても活躍の幅を広げ、その人気はとどまることを知らない。いまの彼女が考える、次のステージとは?

そんな田中さんのインタビューを、本日と5/7(日)の2回に渡ってお届けします!

【前編】
■田中さんが明かしてくれた、俳優としての自分
■WEB限定の未公開カット!

「ひとりでも来やすそう。田中みな実らしくない発言ですか?(笑)」

【未公開カット!】ワイングラスを傾け、凛とした表情を向ける田中さん


「真っ先に思ったのは、ひとりでも来やすそうだなって。“男性と一緒に”という発想すら今の私にはないことに、自分で驚いています」

田中さんは『Mark's Tokyo』に足を踏み入れた時の率直な感想をそう言い表した。

その店は目黒のメインストリートから少し入った場所にあり、隠れ家的な雰囲気は大人のデートにもぴったりなのに。

3年前に本誌に登場した時の状況を思うと、意外な感じが深まる。あの頃の彼女はあざとさを武器にしつつ、“女に嫌われる女”の代表格としてバラエティー番組で引っ張りだこだった。

それが今はこんなことまで言うのだから、驚かされる。

「あざとい」という形容に飽きてきた。だから次のステージへ


「そのキャラクターは収束に向かっています。シフトチェンジというより、そもそも私がそう形容されることに飽きてきちゃったんです」

言葉どおり、田中みな実という人はすでに転身を図っていた。2020年8月に事務所を移籍し、女優業を本格化させたのである。

そのことについて彼女は次のように言った。

「バラエティーを“上がって”芝居の道に進んだと思われている節があるようですが、そうじゃないんです。器用に両立が出来なかった。

どちらか一方を手放さないと、どちらも半端になってしまうと気付かされて。俳優業に正面から向き合おうと腹をくくりました」

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