
都心にいながら、“非日常的な高揚感”を味わえるラグジュアリーホテルへ!
江戸時代に城下町として発展し、いまもなお文化が交差する街として、多くの人々が行き交う日本橋。
そんな歴史的な街にある、唯一のグローバルなラグジュアリーホテルが「マンダリン オリエンタル 東京」だ。
落ち着いた大人が上質な時間を求めて集まり、決してギラギラしていないのに艶っぽい。
そんな絶妙さから、同ホテルのステイでは、優雅な“非日常”を味わうことができるのだ!
チェックイン前には、アジア3位の絶品ピザをいただきたい
チェックイン前のランチは『ピッツァバー on 38th』が理想である。昨年の「50 Top Pizza Asia-Pacific」では堂々3位。個人的にもここが都内で一番だ。
イタリア人総料理長の想いが詰まった釜焼きピッツァは、噛むほどに小麦が香り喉越しが良い。
なぜなら水分量が80%もある生地を48時間も熟成させている。中の蒸気まで芳醇に感じる生地は胃にすとんと落ちて、ひとり一枚完食してしまう。
入った瞬間、気持ち昂るホテルルーム
2019年に客室をリニューアルしてからは初の宿泊だ。以前は秋のイメージだったが改装後は春へと変わった。
柔らかな色合いが心地良いのはもちろん、驚いたのが完璧な清掃だ。こんなに埃がないことが可能なのかと感心するほど細部までツルツル。
さらに軽めのスリッパは足馴染みが最高で、ふわふわスリッパ至上主義だった概念が変わった。
その日は基礎化粧品を忘れてきてしまったが、フロントに電話をするとすぐに非接触で授受できるパススルークローゼットに届けてくれた。痒い所に手が届くことの連続で、宿泊の満足度を決定づける。
窓の外にはスカイツリーがそびえ立ち、ホスピタリティと絶景が融合していた。
夜景を望む階段で、彼女をエスコートしたい
夜に38階のラウンジでお茶を頼むと、美しいレイノーのティーポットで提供された。
夜景の隣で暖炉の火がゆらめき、下階からはピアノの音色が聞こえ、ホテルとはこういう瞬間を味わうためにあると浸った。
優雅すぎるラウンジでのティータイム
音に誘われ37階のバーへ行くと、ピシッとしたスーツを着たビジネスマンが金曜の夜を仲間や恋人と楽しんでいる。
そこでいただいたのは日本橋を起点に始まる「東海道」をテーマにしたカクテル。
ROKUGINベースのオリジナルカクテル「浜松サワー」
この街にしかない粋と艶を感じて客室に戻ると、アロマのいい香りが漂う。
それはターンダウンの時に行うサービスで、あまりに癒されて同じオイルを購入。
ホテルの香りを自宅でも
今ホテルの香りを日常で感じられていることも、宿泊の大きな収穫だ。
◆
都心にいながらも、異次元にいるかのような“非日常”を味わえるホテル。
ぜひ、GWに訪れてみてはいかがだろうか。
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