「ある日突然、カミさんが土地を買ってたんです…」峰 竜太が25年も神楽坂に住む理由とは?

おもてなしの心が宿るのは、何も老舗に限った話ではない。

神楽坂には新しい店もオープンしているが、峰さんはその新規参入組からも例の“神楽坂らしさ”を感じることが多いという。

家族の記念日を彩るオーダーケーキ
『チカリシャス NY アマリージュ神楽坂』


本多横丁にあるデザートバー。本店はニューヨークのマンハッタン。

誕生日や記念日のオーダーメイドケーキも受け付けており、峰さんも「フルーツの使い方がうまい」と絶賛。



「付き合いが深くなると、わざわざ家まで配達してくれたり、店内を貸し切りにさせてくれたりするんです。

『神楽坂』の商店街で長年にわたって商いしている方々のプライドがいい風に伝播し、全体としてまとまりを見せているのかもしれません」

ファッショニスタ・峰さんの影の立役者!?
『フジクラクリーニング』


赤城神社のそばのクリーニング店。

イタリアの服を愛し、スタイリストは付けずに衣装はすべて自前という衣装持ちの峰さんにとって欠くべからざる存在。手仕上げにこだわる。



「やはり一番心配なのは花街の印象が薄れてきていること。お座敷に出る機会が激減した芸者衆に新たな仕事の場を提供するなど、皆で知恵を出し合い、神楽坂の香りをいつまでも残したい。

粋なお付き合いを大切にできる人がたくさんいる神楽坂なら、それができると信じています」

それを聞いて思った。神楽坂に住まうとは、伝統や文化を支えるということでもあるのだ、と。

■プロフィール
峰 竜太 1952年生まれ、長野県出身。1973年、NHKのドラマ『銀座わが町』でデビュー。以降、大ヒットドラマ『大都会』『西部警察』シリーズに出演。現在は『アッコにおまかせ!』『出没!アド街ック天国』などのレギュラー番組を持つ。妻は“昭和の爆笑王”林家三平の長女・海老名美どり。


▶このほか:【未公開カットあり】「やっぱり役者が好き」竜星 涼が語った、俳優としての転機とは



かつて花街として栄え、今でもその伝統や文化が色濃く残る街、神楽坂。

そこに暮らす峰さんでさえ、気づくまでに2年かかったという“街の奥深さ”こそが、人々を魅了し続ける理由なのだろう。

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