神楽坂は、パリの街角のような景色が至るところに存在する街だ。
その様子から「リトル・フランス」とも呼ばれ、ここには大人のためだけに用意された特別な空間がある。
そこで今回は、大切な恋人や仲間と一緒に風情を楽しみながら"神楽坂フレンチ"を普段使いする、という提案をしたい!
ワイン片手に、素敵なディナータイムを過ごせるに違いない。
▶前編はこちら:神楽坂だからこそ体感できる本格ビストロ3選。ふたりのディナーを高揚させる秘訣とは
1.本多横丁にある“リヨン”がふたりをいつもより親密にする
『ルグドゥノム ブション リヨネ』
店名にある“ブション”とは、リヨンの郷土料理を提供するレストランのこと。
美食の都として名高いリヨンにはブションが軒を連ねるが、その中の一軒を丸ごと神楽坂に移築したような空気をここでは感じられる。
リヨンにいるかのような空間は、心の壁をそっと外す効果がある
店内で目に入るのは、タイルの床に樫の木のテーブル、リヨン伝統の錫製カウンターに木製ワインセラー。
赤いラインが入った麻のクロスも無性にかわいらしく、ここで写真を撮れば、まるでフランスでのデートである。
すべてのアイテムはリヨン出身の店主、ポコさんが母国......
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