
「まだまだ揺らいでしまう…」26歳を迎える今田美桜が語った、理想の女性像とは
成長を遂げた今田さんの最新出演作は、顎木(あぎとぎ)あくみさんの人気原作『わたしの幸せな結婚』の実写版だ。
大正ロマンをイメージした架空の時代を舞台に、心を閉ざした冷酷な軍隊長・久堂清霞と、家族に虐げられて育った少女・斎森美世の政略結婚を描く本作で、ヒロインに扮するのだ。
完成した本編を3月17日からの一般公開に先立って拝見すると、冒頭から意表を突かれた。
今田さんといえば弾けるような笑顔がお馴染みだが、彼女はスクリーンの中で自尊心すら失った幸の薄い美世を演じ切った。その姿に涙を誘われたことを告げると、彼女は照れ笑いを浮かべ、こう話し始めた。
「『わたしの幸せな結婚』の撮影はハードでした。
斎森家で虐げられ、ようやく幸せを手に入れたと思ったら、すぐまた別の試練に見舞われる。あんなに笑わないお芝居を求められたのは、この世界に入って初めてのことだったかもしれません。
そんな中で救いになったのは、美世の内に秘めたる強さです。清霞と心を通わせていくうちに自信を取り戻し、本来のタフさを滲ませていくところに強く惹かれました」
清霞に扮したのは、『東京カレンダー』4月号特別増刊の表紙を飾るSnow Manの目黒 蓮さん。
おふたりが演じる清霞と美世がぎこちないながらも少しずつ距離を縮めていく様には胸がキュンキュンさせられた。
「目黒さんは静かに役と向き合う方なんだな、という印象を受けました。
目黒さんが演じられた清霞と、私が演じた美世は、ストーリーの中ではどちらも奥手な人間で、当初はお互いを探り合う感じなのです。
実際に撮影現場でも、目黒さんがちょうど良い距離感を保ってくださっていたので、それがお芝居にも生きてきた気がしています。それは、とてもありがたかったですね」