2023.02.25

大人デートにちょうどいい、神楽坂でしっぽり和食 Vol.9

しっぽりと酔える、粋なアテがある神楽坂の和食4選。ひそやかな大人のデートに

デートなら細川さんの手仕事がよく見えるカウンターで、目に入った一品を頼むのも楽しい。壁には食に対して嘘偽りがないことを意味する「青天食日」の書
複合ビルの1階にありながら、入り口には一軒家の趣が漂う。手前の小庭のような一角も情緒を感じさせ、この先の乙な時間を予感させる
この日の「お造り」（3,800円）はマグロ、ほっき貝、墨イカ、さより、牡蠣。魚介は豊洲から。内容、仕入れによって値段の変動あり
「スッポン小鍋」（3,800円）には、質の高さで知られる浜名湖の『服部中村養鼈場』の生きたスッポンを使用
暗がりの中、ここだけ時が止まったような錯覚を覚える外観。戦後まもなく建てられた日本家屋をそのまま使用しているという
「油揚げの南蛮ネギ味噌焼き」300円。カリッと焼いた油揚げに香ばしい味噌の風味が酒を呼ぶ
店にはカウンターと個室が用意されている。カウンターが人気だが「向き合ってしまうとおしゃべりが止まらなくなって、料理が滞っちゃうから（笑）」と、個室を案内することも多いとか。何ともお茶目なお人柄である
「キンキの煮付け」。脂乗りも抜群の個体をふっくら炊き上げた。実山椒がいいアクセントになり、レンコンの歯触りも最高
食事の一例で「すっぽん雑炊」。滋味深さに唸る。希望者は予約時に確認を。料理はすべてコース（16,500円～）より
店を構えるのは、神楽坂通りの賑わいから一歩離れた路地。蔵を思わせるような重厚な扉が目印
店内の座席は、いずれも大きな囲炉裏を取り囲むように配置。赤々と熾る炭火を眺めながらいただく“肉尽くし”は、その香りまでもがご馳走に
塊のまま焼き上げる「赤身モモの原始よろず焼き」。プラス料金でイチボなど肉のアップグレードも可
「純生牛肉刺し」は、生肉の取扱い認定を受けているからこそ提供できる逸品
「本日の土鍋ご飯」は“炭焼き牛と温玉”。料理はすべて、「肉よろずコース」より

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