
34歳から本気の婚活。焦りながらも“3つの秘策”で、わずか1年でハイスペ男子と結婚できた理由
いつかは結婚できるだろう。
心のどこかでそう思い続けて、気がつけば30代半ば――。
そんな女性たちを、世間は非情にも「売れ残り」と時に揶揄する。
今回取材した女性も、つい数年前まではその1人だった。
今更ハイスペ婚をと意気込んでも、どうしても20代のような無邪気な恋愛はできない。そんな現実に打ちひしがれ、臆病になり、おひとりさま老後を思い浮かべていたという。
しかし、彼女は自分で考えた方法を実践し、わずか1年の婚活でハイスペ婚を叶えている。
今回、その方法を特別に伝授してもらった。
前回の記事はこちら:ハイスペ男子に「女性からプロポーズ」で結婚!33歳の彼女は突然決意し…
INDEX
1. 35歳でハイスペ婚を叶えた愛美さんの場合
2. 選ばれるためにやった3つの秘策
3. 本当の勝負は交際開始後。結婚に近づく3つの心がけ
4. ついにプロポーズ…そこで彼女が取った意外な行動とは
35歳でハイスペ婚を叶えた愛美さんの場合
年が明けて数日もすると、さすがにテレビの新春特別番組にも飽き飽きしてくる。
のはずが…ソファの上で、腹を抱えて笑い転げる愛美さんがいた。
夕食後にリビングでテレビを眺めていると、彼女の夫が唐突に、テレビに出演する芸人のモノマネをやり始めたのだ。
夫である正俊さん(仮名・41歳)は、真面目な風貌をしているわりに、ひょうきんなところがある。この日もいきなり始まった彼のモノマネに最初は驚かされたものの、懲りずに続けられると地味にハマった。
WEB広告代理店に勤務する佐藤愛美さん(仮名・36歳)が結婚したのは、昨年10月のことだ。
5歳上の夫・正俊さんは容姿端麗なだけでなく、180センチ超えの長身が特徴だ。仕事は映像制作会社の役員をしており、年収は1,500万円を超える。新居は港区の閑静な住宅街にある低層マンションを2人で選んだ。
やがて愛美さんの笑いを取ったことに満足した正俊さんが真顔に戻り、何事もなかったかのようにバスルームに向かおうとする時だった。
何かを思い出して、ふと足を止めた。
「そうだ愛美、この前の件だけどさ…」
「この前の件?」
愛美さんは一瞬なんのことかわからなかったが、正俊さんの次の言葉で腑に落ちた。
「相談してくれただろ、俺たちの子どものこと。あれ、ちゃんと考えてみよう」
日々の何気ないやり取りが糸を紡ぐように形になっていく。一見、地味な繰り返しの毎日だが、地に足がついた幸せとはこういうことなんだろうと愛美さんは実感する。
そんな彼女も、少し前までは結婚に向けて闇雲にもがき続ける女性のうちの1人だった。
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