横浜デートが今アツい！夜景も堪能できる「ホテル＆レストラン」至高の組み合わせ2選(1/2)[東京カレンダー

近場で非日常を感じられる横浜は、デートの鉄板にして王道。

しかし最近は“レストラン”だけでなく、“ホテルステイ”を一緒に楽しむ夜景デートが、主流になっているとの噂を聞きつけた。

それもそのはず。横浜は今、再開発バブルの只中。各所で大企業のオフィスが増え、大型文化施設のオープンも控える。

MICEなどで集客が期待できることから、外資系ホテルなどの開業が続いているのだ。

無論、ハイクオリティなホテルには、大人のデートにふさわしいダイニングがある。

◆

※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

東京カレンダーアプリのプレミアム会員になれば、発売中の最新号を電子書籍で今すぐご覧いただけます！1年間のグルメトレンドを総まとめ「2022年、輝いた店」をご紹介！アプリのダウンロードはこちらから。

▽INDEX

1．アメリカの三ツ星シェフが「薪火料理」で横浜を席巻中＠横浜

2．23階から望む横浜の夜景とともに「モダングリル」を堪能＠みなとみらい

1．アメリカの三ツ星シェフが薪火料理で横浜を席巻中＠横浜
ホテル「HOTEL THE KNOT YOKOHAMA」＆レストラン『SMOKE DOOR』

2022年春、「HOTEL THE KNOT YOKOHAMA」のメインダイニングとしてオープン。

薪火の“ピットマスター”が手掛ける唯一無二の“繊細”な熾火（おきび）料理が味わえる。

保水力や香り、火力の面から、店で使用する薪は桜がメイン。燻製料理にはオークを使用するなど、素材に応じて使い分ける。食材は三浦や小田原といった、半径50km以内のものを可能な限り使用

薪火料理と聞くと、“豪快”のふた文字が頭に浮かぶ。

だが実は、約200〜1,200度という広い温度帯を操る“繊細”な料理だ。

それを舌で体感できるのが、地下鉄横浜駅から、駅前の喧騒を背に歩くこと約5分という好ロケーションに誕生した『SMOKE DOOR』。「HOTEL THE KNOT YOKOHAMA」の1階に位置する。

シェフを務めるのは、全米初の三ツ星を獲得した『Saison』でキャリアを重ねてきたタイラー・バージズさん。

彼が得意とするのは、薪に着火した炎が収まり、芯の部分が真っ赤に燃えている状態の「熾火」を用いた手法だ。

食材にじっくりと火を通すこの調理法は、素材によっては8〜24時間以上を費やすという。

中でも「カリフラワーの薪焼き」は、約3日間遠火で火入れしたというシェフこだわりのひと皿。口にすれば衝撃を受ける。