
昨年市場デビュー。アッサリ系の希少牛
今、注目の新進ブランド牛といえば、小豆島オリーブ牛。去年の3月に市場デビューしたばかりのニューフェイスだ。
その名の通り、従来の讃岐牛に、出荷の2カ月以上前から1日100g程度のオリーブの搾りかすを飼料に混ぜて育てたもの。
「オレイン酸の豊富なオリーブを食べることで、牛の脂にもそのオレイン酸がよく浸透するせいか、脂のアッサリとした口どけのよい肉質になっている」とは、新大久保『ホールちゃん』の郭聖勲(ソンフン)氏。
霜降りよりも赤身肉にクオリティを求めた氏にとっては格好の牛肉だったそうで、7月から店で扱う肉はすべてオリーブ牛に切り替えたという徹底ぶりだ。6,500円からのコースでは、ミスジやザブトンなど希少部位も日替わりで味わえる。