2022.12.30

プレゼントを開けたら Vol.2

独身仲間だった親友に、先を越された夜。結婚報告を受けた女が自覚した、誰にも言えない想い

プレゼント。

その包み紙を開けたとき、送り主から相手への想いが明らかになる。

ずっと言えなかった気持ち。意外な想い。黒い感情…。

ラッピングで隠された、誰かの想い。

そこにあるのは、プレゼントなのか。それとも、パンドラの箱なのか──。

▶前回：貞淑な妻が夫にねだった、まさかのクリスマスプレゼントとは…

「お前、そろそろ彼氏作れよ」

冗談交じりに、塁は言った。

「作ろうと思ったらいつでも作れるけど、なかなか私に見合うような人がいなくてさっ」

玲は、強がりながらそう答えた。

塁と玲。

名前の響きが似た2人は、大学時代からの親友。2人そろってスタイル抜群の美......

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この記事へのコメント

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No Name

うーん、これは全くの脈ナシ状態だから時計のプレゼントは渡さない方がよかったのかも。塁がそれを開けたところで、冗談みたいに「後で返すわ」とか言われてお互い気まずくなって終わる気がする。それよりも、もう結婚する相手を思っても仕方ないし気持ちを切り替えて婚活始めるとかした方がよかったよね。

2022/12/30 05:5766返信1件

No Name

あ〜ぁ、もう少し早く自分の気持ちに気づいていればよかったよね😭

2022/12/30 05:1649返信2件

No Name

累は玲を本当に友達としか見てなかったと思います。言いたい事を言い合える長い付き合いにしても、累に「あー、またメンヘラ彼女に捕まったんだ」とかバッサリ切り捨てる所とか、異性として見られないんだと思います。
時計の餞別は失敗でしたね。

2022/12/30 05:5736返信1件

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