上質な料理とワインをいただきながら、なごやかに会は進む――
『アマンディエ』のコースは、1回の食事で2度楽しめるようにと、前菜からメインまでが2回出てくる構成。
その2度目の前菜として登場した「毛蟹のレムラード」は、その美しさに森さんも感嘆。
「お皿のテーマが“円”なので、器や食材、盛り付けもすべて“円”を意識しています」という支配人の説明も、ふたりの会話を弾ませる糸口に。
森さんの柔らかな雰囲気に導かれるように、ふたりともワインが進んでいく。
彼女のグラスが空きそうなタイミングで、すかさず「すみませ~ん!」とワインリストをオーダーする植村。
「僕、ワイン全然詳しくないので、お任せします」と、森さんが見やすいよう、タブレットを差し出す。
宴もたけなわ。ふたりの笑顔があふれ、リラックスムードに……
熟成にんじんとイカスミペーストを添えた「鳩の胸肉のロースト」。柔らかな肉質と深い旨みを味わう一品。
緊張がほぐれてきたのか、「生まれて初めて鳩食べます!」と、支配人とにこやかに会話をする植村。
コースのフィナーレは、フォトジェニックなデザートプレート。
ココナッツムースとマンゴーピューレで目玉焼きを模した小菓子や、焼きたてのカヌレなど、パティシエールが作る可愛らしいフィンガーデザートは、女性の心をつかむこと請け合い。
森さんはスイーツをパクッとひと口で完食し、「美味しい♡」と今日一番の笑顔を見せてくれた。
森さんが化粧室に立ったタイミングで、植村がすかさず会計。
「お腹いっぱいだね」と言いながら、約2時間半の食事を終え、席を立つふたり。この後は二次会か、帰宅か、どうなる?