明日、30歳の節目を迎えるジャニーズWEST重岡大毅。彼が思う男の色気とは?

もがきまくった20代。格好つけるのをやめたら、歯車が急に回り始めた


ここ数年は、音楽だけでなく芝居の世界でも俳優としての存在感を高め、仕事は順調そのものに見える。

だが、20代の前半は音楽、芝居、バラエティ、全ての仕事で壁にぶち当たり、うまくいかずにもがいていた。

「よく見せたい、よく思われたい、感動させたいって、実力もないのに欲だけはあって、格好つけまくっていたんです。

でもそんなときに、ドラマで共演した先輩から、“格好つけんのやめろ”ってハッキリ言われて。俺のこと、全部見透かしていたんだと思います。

でもその言葉がスッと自分の中に入ってきて。そこからですね、芝居も音楽も、変わりました」

歯車がスムーズに回り始めた。

「評価を気にしなくなったわけではないですよ。やっぱり、褒められたいし、認められたいし、必要とされたい。

でも、心の奥底では、そういうことに振り回されたくないって思ってもいて。人間くさいでしょう(苦笑)」

30歳直前に、一皮むけた。そんな感覚を自身もはっきりと感じているという。

「大人、という自覚はあります。でも大人と子ども、その階段を行ったり来たりしている感じかなぁ。

好きなことをやっているときは、子どものままですし。でも、結果を出さないといけない、という責任感もある。

ただ、全力を出し切ったかどうかは、自分だけは分かる。そこに嘘をつかない人間ではいたい」

体感としてはこの10年、あっという間だったわけじゃない。それでも、「やりたいことはやれた」と胸を張る。

実力と経験を備え、一番脂の乗った状態で突入する30代。ますます目が離せそうにない。

■プロフィール
重岡大毅 1992年生まれ、兵庫県出身。13歳でジャニーズ事務所の門を叩く。2014年、ジャニーズWESTとしてCDデビュー。同年、連続ドラマ初主演を果たすと、映画『溺れるナイフ』など、話題作に続々出演。現在放送中のドラマ『雪女と蟹を食う』(テレビ東京系にて毎週金曜深夜0時12分~)では、人生に絶望した男を熱演中。また、同作の主題歌『星の雨』はジャニーズWESTが担当。


▶このほか:なにわ男子・大橋和也の“秘めたる色気”。天真爛漫な姿とのギャップとは?



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