公園の魔女たち〜幼受の世界〜 Vol.5

「早生まれの子は、名門幼稚園に入れない…?」地方出身女が知った、お受験戦争の残酷な事実

「この子のためなら、何だってしてみせる…」

公園に集う港区の母たちは、そんな呪文を心の中で唱え続ける。

そして、子どもに最高の環境を求めた結果、気づき始めるのだ。

──港区は、小学校受験では遅すぎる…、と。

これは、知られざる幼稚園受験の世界。母…いや受験に取り憑かれた“魔女”たちが織りなす、恐ろしい愛の物語である。

◆これまでのあらすじ

葉月は華(1)を連れて、ママ友に紹介してもらったお受験塾「ほうが会」の見学へ。しかし、早くも先生から「合格は難しい」と言われてしまう。

▶前回:まだ入会前なのに…?合格者を多数輩出するお受験塾の見学で、先生から1歳の娘に下された合否

▶あわせて読みたい:富裕層の家庭がハマる“サマースクール”の実態。子ども1人で海外へ行かせることのメリットとは【前編】


Vol.5 “ご挨拶”の心構え


「先生さようなら!みなさま、さようなら!」

ピアノが奏でるミソド、ファソシ、ミソドの和音と共に元気な挨拶が聞こえたかと思うと、「ゾウさんのおへや」から子どもたちが飛び出してくる。

「華、今日も楽しかった?」

「ママー、たのしかった!!」

飛びついてきた華を抱き......


この記事へのコメント

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No Name
いきなり5ヶ月経過。 結局ヨックモックと5万の謝礼金でよかったのかもわからず…なんかどんどんつまらなくなる、この話。
2022/08/22 05:1250返信1件
No Name
ほうが会で子供にどんなことを教えたりしているのか、全く描かれてないですね。
2022/08/22 05:1341返信3件
No Name
ご挨拶で行ってるのに名前呼んで駆け寄ろうとするなんてアホなの?
同類に見られたら敦子さんたちが気の毒
田舎っぺは声デカいし
2022/08/22 06:5140返信1件
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