男女上京ヒストリー~12年目の悲哀~ Vol.3

初めての昼デート。待ち合わせ早々、彼女がバッグから取り出した“予想外のモノ”に、男は唖然とし…

「あの頃の自分が思い描いていたオトナに、ちゃんとなれてる?」

高校卒業から12年。

これは様々な想いを抱えて上京してきた、男女の物語だ。

恋に仕事に、結婚に。

夢と現実の狭間でもがく30歳の彼らが、導き出した人生の答えとは?

▶前回:深夜の西麻布で、ぼんやりと信号待ちをしていたら…。女がいきなり顔を引きつらせ、凍り付いたワケ


山中浩二、30歳。エリート商社マンの秘密


「ねぇ、いつ結婚してくれるの?」

六本木にある、タワーマンションの一室。僕の腕に絡みつきながら、恋人の葉子が甘い声で囁いた。

「あ、あぁ…。ちゃんと、考えてるからさ」

彼女は「煮え切らないなぁ」と言って背中を向け、いつものようにInstagramをチェックし始めた。......


この記事へのコメント

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No Name
大和は俺のせいで…ってそういうことだったのね。でも、何か事件性がありそう。18にもなっていきなり海に落ちるか?
本当にそうだよ。
2022/08/09 05:1681返信3件
No Name
葉子、ロブションロブションてすごい圧でしたね。
2022/08/09 05:1845返信4件
No Name
葉子はねぇ、結婚の圧をかけ過ぎ。
そんなに迫ったら、仮に良いなぁと思われてもすぐにみんな逃げていっちゃうよ😅

しかしこの後どんな風にこのストーリーが進んでいくのか興味津々。
2022/08/09 05:2643返信1件
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