今回、小野賢章さんをお誘いしたのは、清澄白河の大人気中華。
オーナーシェフは、“中華のアイアンシェフ”こと脇屋友詞氏のもとで15年も修業を積んだ実力派である。
中国料理でありながらフレンチのようなスタイルを極めつつ、満足度の高い料理をカジュアルに楽しませる。
そんなテクニシャンぶりを、小野さんにたっぷりと味わっていただいた!
2回に渡ってお送りしている、小野さんの記事の後編。
▶前編はこちら:「妻とデートするときは…」小野賢章が明かした、仲睦まじい夫婦のやりとりとは?
【後編】
■小野賢章さんも唸った、清澄白河の中国料理店の魅力
■【WEB限定】編集部は見た!小野さんの撮影当日の裏話
※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
確かな基礎に裏打ちされたスペシャリテが、美食家を唸らす
次世代のクリエイターによる高感度な飲食店が街の景色を新しくしつつある清澄白河で、『O2』は確かな存在感を示している。
中国料理店らしからぬ瀟洒な建物に足を踏み入れると、緑色を基調とした開放的な空間。
オーナーシェフ・大津光太郎さんが好きだという映画『スターウォーズ』のグッズを散りばめつつ、モダンチャイニーズの先駆者としても知られる巨匠・脇屋友詞シェフ仕込みの技とセンスで繊細な料理を披露する。
その緩急が、なんともユニークだ。
前菜、スープ、野菜料理、肉料理など、7皿で構成されるコースは6,600円。
好みで麺やデザートを追加するシステムに、「お酒が好きな方にはたまらない計らいですね」と小野さん。
小野さんが唸ったフルーティな逸品
甘夏や、生姜のドレッシングを使った「ホタテと山菜とアスパラの前菜」。
香りも爽やかな「塩へべすとローズマリーの焼売」。
柑橘類やハーブを使って軽やかに仕立てることで、ナチュラルワインともよく合う味わいに。